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更新日:2023年11月10日 09時00分
"作りぐっちょ""走りぐっちょ"。グッチョという言葉は「何かを一緒にし合う」という意味を持つ筑後地域の方言です。
誰でも、どんな時も、"支えぐっちょ"しながら暮らせるまちを目指して、久留米市はいろんな地域福祉の取り組みを進めています。
でも、そういう活動をしているのは行政だけではありません。いや、むしろ市民の皆さんや地域の団体・事業所さんに目を向けると、魅力的でユニークな取り組みがたくさんあります。
この【グッチョ】は、そういう支え合いの活動や取り組み、それに関わる人や団体、市の制度や事業などを紹介する"地域福祉マガジン"です。時々、担当者の日常に起こった"グッチョ"な出来事をコラムで紹介することも。まちのいろんなぐっちょライフを紹介していきます。
地域で支え合いにまつわる動きをしている人を紹介します
地域で行われている支え合い活動や動きなどを取り上げます
市の制度や事業の動きを記事にします
地域福祉課の担当者が出会った日常の「グッチョ体験」をコラムで紹介
くるめ支え合うプランに掲げた13の取り組みごとに、関係する事例を取材したコラム記事。令和2年度に連載したものです
久留米市が目指しているまちの姿の一つに「地域共生社会」というものがあります。
ここ近年、少子高齢・人口減少が急速に進んで、人と人とのつながりはどんどん希薄になっています。暮らしに目を向けると、分野を超えた支援が必要な「複合的な課題」を抱えた人や、これまでの制度では解決しにくい「制度の狭間」にいる人が増えるなど、いろんな課題が見え隠れしています。
一方で、自治体の財政は厳しくなるばかり。行政サービスだけでは、皆さんの安全安心な生活を守ることは難しくなっていきます。そこで大切になるのが、地域の中で、身近な人同士で行われる、いわゆるインフォーマル(非公式/制度以外)の支え合い。そうした動きをどう生み出していくかが、将来を左右すると言えます。地域が一丸となって、未来のまちの在り方を模索し、実行しなければならない時代になりました。
こうした背景から、国は、すべての人々が暮らしや生きがいを共に創る「地域共生社会」の実現のために新たな地域福祉施策を進めています。久留米市は、令和2年3月に「くるめ支え合うプラン」を策定。同プランに基づいて、地域共生社会の実現に向けた地域福祉の取り組みを進めています。