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【担当者コラム】緩やかな場で、頼りぐっちょ

更新日:202108100900


【ちょっと聞いてくれん】地域福祉課担当者が出会った「グッチョ」体験をコラムで

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【心の燃料補給。良い制度にしたくて】
「私の今日のランチは、久留米ホットドッグですー。具はキャベツとハムなんです。珍しいでしょ」。
梅雨が明けたばかりの7月下旬の月曜。会議室でZoomの画面越しに、私はご当地ホットドッグを自慢していました。

久留米市は令和3年度から「重層的支援体制整備」に取り組んでいます。高齢者、障害者、子ども、生活困窮など、部署を超えて制度を「重ね合わせる」体制を模索中。
社会福祉法改正に伴う壮大な話だから、今年スタートできたのは全国で42市区町だけ。担当の一人である私も、何が正解なのか分からないから、もやもやしたり背筋が寒くなったり。そこで思ったんです。「みんなも同じように迷っていて、同じことで悩んでいるんじゃないかな」と。
そういう流れで、同じ位の規模の8市に「もぐもぐしながら、悩みを出し合ってみませんか」と、オンラインランチミーティングを持ち掛けてみました。

昼休みに入りミーティングを開始。ホットドッグの紹介を終え、まずは、とある市の質問について意見交換。紙に答えを書いて、せーの!で見せ合いっこ。あ、見せぐっちょ(笑)。それをきっかけに「庁内連携が本当に難しい」「そんな人員体制でやっているんですね!」「生活困窮のケースを就農へ!その事例すごい」と発言が途切れません。「やっぱりみんな手探り。似たような気持ちだったんだ」。

大切にしたのは「緩やかな雰囲気」。これまでも関係市が集まる会議を開催したり、参加したりしてきました。事務局は開催案内文書を作り、当日の流れを関係者で共有。質問もあらかじめ文書でやり取り…。もちろんそれも必要。でも、昼休みに少人数で緩やかに、という「きちんとしない」場だから、互いに笑ったり驚いたり、大変さを分かち合える。事実、「穏やかな空気でみんなを身近に感じた」という感想も寄せられました。
制度や体制を作っている私たち公務員も日々葛藤している一人の人間。背伸びも委縮もすることなく、互いの心のエネルギーを補い合える場も大事だと思うんです。それが良い制度につながるように。そう言えば「この場でできた頼り合える関係が、続いていけばいいなぁ」なんて言ったっけ。

この企画にたどり着けたのは、「手探りでもいいやん」って言ってくれた、まちで活動する仲間や同僚のおかげ。互いの考えをフランクに、でもまじめに対話し続けたからこそ、一歩を踏み出せたんだろうなあ。そう思えた月曜の昼休みでした。 
(担当・けーたろ)

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