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「ハンセン病問題とリデル、ライトの活動」パネル展

更新日:202509291700


ハンセン病問題のパネル展を開催

ハンセン病患者・元患者やその家族の方々への差別は今も残っています。私たちはそのことを知り、そして、差別解消のために一緒に考えてみましょう。

開催日時、会場

ハンセン病問題を知っていますか

ハンセン病は、「らい菌」と呼ばれる細菌による感染症です。初期症状は、知覚麻痺や皮膚の発疹です。治療薬がない時代には、外見上に特徴的な変化が生じたり、失明したりするなど、治っても後遺症を残すことがありました。現在も、ハンセン病患者・元患者やその家族が受けた苦痛被害の回復には、多くの課題が残されています。

ハンセン病、これだけは知っておきましょう

遺伝病ではありません。ハンセン病は、決して遺伝しません。かつては誤解されていたこともあって、本人だけでなく家族までもが差別される一因となっていました。

弱い感染力 ほとんどない感染源

ハンセン病の原因となる「らい菌」は非常に感染力の弱い細菌です。感染し発病することはまれですし、日本では感染源はほとんどありません。もちろん完治した人からは感染しません。

治ります 早期治療で後遺症も残りません

ハンセン病は、優れた薬が開発されたことにより、現在では確実に治療することができる病気なっています。早期発見と早期治療により、障害を残すことなく外来治療で治すことができます。

二度と同じ過ちを繰り返さないために

隔離政策は終了し、国も誤りを認め、ハンセン病問題は新しい段階にすすんでいます。しかし、ハンセン病患者・元患者やその家族の方々への差別は今も残っています。私たちはそのことを知り、そして、差別解消のために一緒に考えてみましょう。

ハンナ・リデルとエダ・ライト

ハンナ・リデル、その姪エダ・ライトは、ハンセン病患者救済に生涯を尽くしました。リデルは、1891年に英国国教会の宣教師として来日し、熊本市内の寺院でハンセン病患者の悲惨な姿を目にしたことから、患者の救済を志し、ハンセン病専門病院「回春病院」を設立しました。ライトは、1896年に来日、リデルの没後は回春病院2代目院長となりました。その活動の事績をパネルとして展示します。

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