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更新日:2023年04月14日 14時24分
アドバンス・ケア・プランニングとは、「万が一のときに備えて、あなたが大切にしていることや、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自分自身で考えたり、あなたが信頼する人たちと、繰り返し話し合ったりすること」をいいます。
これらの話し合いは、もしものときに、あなたの信頼する人が、あなたの代わりに治療やケアについて難しい決断をする場合に重要な助けとなります。
厚生労働省では、今まで「ACP:アドバンス・ケア・プランニング」として普及・啓発を進めてまいりましたが、より馴染みやすい言葉となるよう「人生会議」という愛称で呼ぶことに決定しました。
人はみな、命に関わるような大きな病気や、ケガをして、命の危険が迫った状態になる可能性があります。
命の危険が迫った状態になると、4人のうち3人が、これからの治療やケアなどについて、自分で決めたり、人に伝えたりすることができなくなるといわれています。
治療やケアに関する自身の考えを、あなたの大切な人と話し合っておくことで、もしもの時に、あなたの意思に沿った治療やケアを受けられる可能性が高いといわれています。
このノートは、「これからの治療やケアに関する話し合いを始めるためにはどうしたらいいか」を分かりやすく示したものです。
話し合いをしておくことで、万が一あなたが自分の気持ちを話せなくなった時には、あなたの思いを伝えることができる、かけがえのないものとなり、ご家族やご友人の心の負担も軽くなるでしょう。
このノートは、すべての項目を埋めなければならないというものではありません。書けるところから書いてみましょう。
あなたの気持ちが変化することは当然のことです。今の気持ちを書いてみましょう。
このノートは、いつでも書き直すことができます。気持ちが変化したとき、こころやからだの状態が変化したときなどに定期的に見直してみましょう。
書いた日が、いつの時点のものかわかるように記しておきましょう。
新しいノートが必要な場合は、保健所や医療機関などでもらってください。
私の生き方ノートは、「考えましょう編」と「伝えましょう・話し合いましょう編」の2部構成です。
ダウンロードはクリックしてください。
私の生き方ノート 「ステップ1~ステップ3(考えましょう編)」(3509キロバイト)
後編の「私の生き方ノート-これからの医療・ケアに関する話し合い-アドバンス・ケア・プランニングの5つのステップ(ステップ4~ステップ5「話し合いましょう・伝えましょう編」)」は、医療・介護従事者等から説明を受けた人に渡すこととしております。
内容を見てみたい場合は、以下のサンプルをご参照いただくか、ケアマネジャーや訪問看護スタッフもしくは健康推進課までお問い合わせください。
【サンプル】私の生き方ノート「ステップ4~ステップ5(話し合いましょう・伝えましょう編)」(2162キロバイト)