トップ > 健康・医療・福祉 > 保健・衛生・動物愛護(保健所) > 精神保健 > 9月10日~9月16日は「自殺予防週間」です
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更新日:2025年08月14日 10時11分
9月10日は、世界自殺予防デーです。
日本では、毎年9月10日から16日までの一週間を自殺予防週間と定め、自殺を防ぐための普及啓発活動に取り組んでいます。
自殺を防ぐためには、市民の皆様がこころの居場所を持ち、孤独にならないことがとても大切です。一人ひとりが、身近な人の変化に気づき、みんなでいのちを守る取り組みを広げていきましょう。
保健予防課では、市民の皆様に向けたメッセージ動画を作成しました。動画のモデルは男の子ですが、誰かに相談したり、助けを求めたりすることは、性別や年齢に関係なく、決して恥ずかしいことではありません。悩みを抱えたり、ストレスを感じたりしたときは、一人で抱え込まずに周りの人に「SOS」を出してほしいという思いを込めました。ぜひご覧ください。
全国では、年間2万人を超える方の命が自殺により失われています。久留米市の自殺者数は、近年50人前後で推移していましたが、令和2年は70人に急増し、以降減少傾向にあったものの、令和5年、令和6年と増加しており深刻な状況が続いています。性別で見ますと、男性は2年連続で増加、女性は前年度と同数となっています。
出典:地域における自殺の基礎資料
何の前ぶれもなく突然自殺する人は少なく、自殺を考えている人はさまざまなサインを発していることが多いものです。自殺を予防するためには、家族や友人など身近な人が、早期に自殺やうつ病のサインに気付き、まずはひと声かけることが大切です。詳しくは、ゲートキーパーについてのページをご覧ください。
大切な人に気になる様子はありませんか。変化に気づいたら声をかけて、話を傾聴してみてください。そして、必要であれば、適切な相談窓口につなぎましょう。
もしも、あなたや周りの方が悩みを抱えて困っているときは、気軽に相談できる場所があります。相談方法もいろいろなものがあるので、ご希望の窓口を選んで、まずは話してみませんか。
久留米市保健所では、心の悩みや不安などをお持ちの方、またはそのご家族等からの相談をお受けしています。