トップ > 子育て・教育 > 学校・教育 > 青少年育成 > 令和7年度久留米市青少年弁論大会
更新日:2025年06月18日 13時39分
久留米青少年弁論大会を、令和7年6月11日(水曜日)に北野生涯学習センターで開催しました。
高校生9名、中学生20名が、自分自身の経験から感じた考え、人とのつながりや明るい将来に向けての思いを自分自身の言葉で伝えました。審査の結果、高校生の部では久留米高等学校2年・岡野咲希さん、中学生の部では牟田山中学校3年・フェルイザベル英里香さんがそれぞれ優勝しました。
高校生の部の岡野咲希さんは、小学生の頃母が祖母を介護する姿を見て、高校生になった今母の気持ちを理解できなかったことを振り返りながら、介護における困難やその思いを考察しました。母が必死に祖母に向き合っていた背景を知ることで、祖母のことが本当に大切だからこそ、大声を出してまで話をしようとしていたのだと気づいたと述べました。そして、介護をする人々の背景や心情を慮ることが重要であると述べました。
中学生の部のフェルイザベル英里香さんは、「マイクロアグレッション」という見えづらい差別について弁論を行いました。自らが受けた差別や経験に基づき、差別に気づけるようになるためには、いろいろな知識、情報を得て学ぶ姿勢や自分の言葉が相手にどう受け止められるかを想像することが大切であり、誰もが関係者になり得ることを理解し、自分のこととして考えることが重要であると述べました。
賞 | 氏 名 | 学 校 | 学年 | 演 題 |
---|---|---|---|---|
優 勝 | 岡野 咲希 | 久留米 | 2年 | 大切だからこそ |
準優勝 | 牛原 百世 | 明 善 | 3年 | 憧れの政治家 |
審査員特別賞 | 河津 優花 | 祐 誠 | 3年 | 私の「色」、あなたの「色」 |
賞 | 氏 名 | 学 校 | 学年 | 演 題 |
---|---|---|---|---|
優 勝 | フェル イザベル 英里香 | 牟田山 | 3年 | そんなつもりでなくても |
準優勝 | 関 崇仁 | 荒 木 | 3年 | 吃音症について |
審査員特別賞 | 兵藤 志帆 | 附属久留米 | 2年 | 世界を変える |
審査員特別賞 | 岩根 伊佐 | 青 陵 | 3年 | 広げよう人と人との「つながり」 |
審査員特別賞 | 寺﨑 心彩 | 筑邦西 | 3年 | 無知は差別 |
受賞者の弁論は、後日掲載予定です。