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更新日:2026年10月01日 12時00分
市の男女平等政策審議会委員や校区まちづくり連絡協議会で副会長をしている緒方浩一さんに、地域コミュニティでの男女平等の取り組みについて聞きました。
久留米市校区まちづくり連絡協議会副会長。田主丸校区まちづくり振興会会長も務め、地域活動の運営などに広く関わっている
市内の校区コミュニティ組織における女性役員の割合は、令和3年度の18.2%から、令和8年度には23.8%へと着実に増えています。地道な声かけにより女性役員が増えましたし、女性の事務局長が増えて、地域活動に参加しやすい雰囲気になりました。地域コミュニティが良い方向に変わりつつあると実感しています。
以前、まちの行事の役割分担について話し合う場に参加したことがありました。行事によって「男性は力仕事」、「女性は清掃」というように性別で役割が決められており、個人の得意分野や能力を生かすことができていませんでした。そこで作業を細かく洗い出し、性別ではなく、それぞれができることを無理なく対応できるよう、参加したメンバーと共に提案。最終的には地域で話し合いを重ねたことでお互いの考えへの理解が深まり、性別による役割の決めつけは解消しました。性別で役割を固定化する意識をなくすことと、日頃から話し合う大切さを実感しています。
災害時にも「性別による役割分担」にとらわれず、全員で協力し合うことが必要です。避難所には不安を抱えたさまざまな人が訪れるので、受付では男性だけよりも女性が加わって対応したほうが避難者の安心感も違います。非常時だからこそ、多様な視点を持って一人一人に寄り添うことが大切だと感じましたね。
いつまでも過去の慣習を引きずっていても未来は変わりません。みんなが遠慮なく意見を出し合い、性別に関係なく協力し合える良いまちをつくっていきたいです。
「お互いの思いを理解するためにも話し合うことが大切です」と話す緒方さん