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更新日:2025年10月23日 15時58分
「久留米市理科作品展」に出品された作品総数656点(小学生:549点、中学生:107点)の中から、「第12回からくり儀右衛門大賞」の選考会を令和7年8月30日(土曜日)に実施し、表彰作品が以下のとおり決定しましたのでお知らせします。
| 作品名 | 学校名 | 学年 | 氏名 | |
|---|---|---|---|---|
| 久留米市長賞 | 手作りゲーム機 | 水縄小学校 | 6年 | 豊福 旺佑 |
| 久留米市教育長賞 | 目の仕組み大研究-近視のなぞを解き明かせ!- | 南小学校 | 5年 | 井上慶太朗 |
| 部門 | 作品名 | 学校名 | 学年 | 氏名 |
|---|---|---|---|---|
| 中学生部門 | 車の形の理由は? | 屏水中学校 | 1年 | 向江叢汰 |
| 小学生部門 | アゲハの幼虫がいなくなったのはなぜ? | 日吉小学校 | 6年 | 木村日大地 |
表彰作品4点は、こちらの「からくり儀右衛門大賞表彰作品一覧」
(1660キロバイト)
をご覧ください。
「からくり儀右衛門」とは、久留米が生んだ日本の発明王「田中久重」の別称です。
寛政11年(1799年)に久留米市通町のべっ甲細工師の長男として生まれました。小さな頃から工作好きで、当時としては画期的な、長時間連続して点灯する「無尽灯」やからくり時計の最高傑作といわれる「万年時計」などを発明しました。
また、蒸気車や蒸気船模型の製作をするなど、日本の近代化発展に大きな役割を果たしました。
75歳で上京し、77歳で設立した工場兼店舗が、後の株式会社東芝となります。
田中久重についてより詳しく知りたい人は
「からくり儀右衛門」こと田中久重が製作した2体のからくり人形は、久留米市が所有しています。
実演会を不定期に開催しています。開催時は、ホームページ等でお知らせいたします。

4つの矢を順に指先でつまんで弓をひき、矢を放ちます。矢を放ったのち、得意げにあごを突き動かす童子
の動作がユーモラスな作品です。

人形が筆をとって「寿」「松」「竹」「梅」の4文字を書くことができます。バネとゼンマイを使って、まるで生きているかのように繊細な動きをします。