トップ > 観光魅力・イベント > 文化財・歴史 > 展示会・イベント情報 > 第10回からくり儀右衛門大賞決定!
更新日:2023年10月02日 11時16分
「久留米市理科作品展」に出品された作品総数578点(小学生:474点、中学生:104点)の中から、「第10回からくり儀右衛門大賞」の選考会を行い、受賞作品が決定しました。詳細は、からくり儀右衛門大賞受賞作品一覧(1890キロバイト)をご覧ください。
作品名:「茶運び紙人形」
作品名:「動かずに探せるなくしもの発見装置」
金賞:犬塚小学校 3年 鸖田 悠仁さん 作品名:「ひこうきのとぶ仕組みとよくとぶ紙ひこうきについて」
銀賞 :上津小学校4年 佐々木 悠真さん 作品名:「お家で夏の星空まんきつ」
銅賞 : 金丸小学校2年 佐藤 尚哉さん 作品名:「たねからそだててみよう!!」
特別賞 : 合川小学校5年 佐々木 友理さん 作品名:「クレーンのひみつ」
金賞 : 荒木中学校2年 石橋 知樹さん 作品名:「地震発生後の大地の変化から見えてくること」
銀賞 : 北野中学校2年 多田 大智さん 作品名:「高良山の真実!!」
銅賞 : 明星中学校2年 田中 颯希さん 作品名:「調味料で草を枯らす?」
特別賞 : 諏訪中学校1年 越名 唯さん 作品名:「これ、何味?」
「からくり儀右衛門」とは、久留米が生んだ日本の発明王「田中久重」の別称です。
1799年に久留米市通町のべっ甲細工師の長男として生まれました。小さな頃から工作好きで、当時としては画期的な、長時間連続して点灯する「無尽灯」やからくり時計の最高傑作といわれる「万年時計」などを発明しました。
また、蒸気車や蒸気船模型の製作をするなど、日本の近代化発展に大きな役割を果たしました。
75歳で上京し、77歳で設立した工場兼店舗が、後の株式会社東芝となります。
田中久重についてより詳しく知りたい人は
「からくり儀右衛門」こと田中久重が製作した2体のからくり人形は、久留米市が所有しています。
実演会を不定期に開催しています。開催時は、ホームページ等でお知らせいたします。
4つの矢を順に指先でつまんで弓をひき、矢を放ちま す。矢を放ったのち、得意げにあごを突き動かす童子
の動作がユーモラスな作品です。
人形が筆をとって「寿」「松」「竹」「梅」の4文字を書くことができます。バネとゼンマイを使って、まるで生きているかのように繊細な動きをします。