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坂本繁二郎生家の活用事例
更新日:2024年01月23日 08時42分
JR久留米駅西口(水天宮口)から徒歩5分とアクセスが良く、久留米藩に仕えていた中流武士が暮らした屋敷の様子を感じることが出来るため、多くの方々に活用していただいています。生家の佇まいは、日本建築や日本庭園を学ぶのに適しているだけでなく、貸室として利用可能な座敷では様々な文化芸術活動を行うことができます。館内への入場は有料ですが、庭園のみのご利用は無料ですので、ウォーキングの通り抜けコースに設定といった庭園のみの活用も可能です。以下に、これまでの活用事例の一部をご紹介しますので、参考にしてください。ご利用に関する詳しいことは、文化財保護課までお問い合わせ願います。
武家屋敷とその庭園は、文化芸術活動を行うのにも適しています。自然を感じる木造建築の座敷で活動すると、文化芸術の感性も研ぎ澄まされることが期待されます。
坂本繁二郎生家を訪れる外国人の方々は、武家屋敷や日本庭園を見学して、その珍しさに感動し喜ばれて帰られます。外国人の方々に久留米市を案内する際に、どこを案内しようか悩まれている方は、坂本繁二郎生家を案内コースに入れてみてはいかがでしょうか。
坂本繁二郎生家はJR久留米駅に近く、西口(水天宮口)には大型バスの駐車場もあるため、遠方からのウォーキング等のイベントコースとしても適しています。生家内に入らずとも、庭をぐるっと一周することが出来ますので、ウォーキングや散策等のコースにピッタリです。
復原工事を終えて一般公開をしている坂本繁二郎生家には、各地から様々な団体が視察に訪れます。復原工事や造園工事・文化財の保存管理及び運営の参考になれば幸いです。
日本の文化歴史を体感する場として、多くの学校機関にご利用いただいています。また、各種イベント時には、学校や幼稚園・保育園のクラス単位でご参加いただいています。事前にご連絡いただければ、質疑応答など職員が対応させていただきます。
広い座敷と広い庭園を備えた坂本繁二郎生家は、青少年育成事業関連でのイベント会場としてもご利用いただけます。自分が住んでいる家とは異なる昔ながらの建物と広い庭園を見て、子ども達も喜びます。
昨今、認知症ケアの分野において【回想法】という心理療法が注目されています。昔を思い出しながら当時のことについて語ることで、自分の人生を見つめ直し、自尊心が向上したり、抑うつ状態が緩和されたりすることが期待されています。坂本繁二郎生家は久留米市に唯一残る武家屋敷で、明治35年(1902年)頃の姿に立て直されています。復原に際しては古い部材を極力使用しており、見る者・触れる者に懐かしさを与えます。生家には昔ながらの雨戸やカマドなどがあり、特にご高齢の方は幼少期を思い出されるのではないでしょうか。
医療関係の実習や研修、介護施設等の団体利用など、生家をご活用したい場合は事前に文化財保護課までお問い合わせください。事前にご相談いただければ、市職員及び坂本繁二郎生家保存会のスタッフで、出来る限り対応させていただきます。