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令和7年度に発行された文化財調査報告書販売のご案内

更新日:2026年10月22日 15時57分


令和7年度に久留米市教育委員会が発行しました「久留米市文化財調査報告書」を販売していますので、ご案内いたします。いずれの報告書も販売部数に限りがあります。購入ご希望の方はお早めにご注文いただきますよう、お願いいたします。

令和7年度刊行図書販売一覧

  1. 安武遺跡群5念仏塚遺跡第9次調査、安武三反野遺跡第8次調査(久留米市文化財調査報告書第462集)
    主要地方道久留米柳川線の改良事業に伴い実施した発掘調査です。
    念仏塚遺跡第9調査では、8世紀から10世紀の掘立柱建物5棟、柱列2条、溝1条、土坑3基を検出しました。これらの遺構は周辺の発掘調査と同じく3期の変遷が窺えます。塚畑遺跡や野畑遺跡、安武三反野遺跡第1・2次調査の集落と同時期の集落が存在したことが明らかとなりました。
    安武三反野遺跡第8次調査地は第1・2次調査地や野畑遺跡・塚畑遺跡調査地に隣接し、弥生時代を通して集落が形成されていた場所です。今回の調査で弥生時代中期から後期の掘立柱建物7棟を検出したほか、前期末から中期初頭の土坑8基、後期の掘立柱建物と併存したと考えられる井戸1基や土坑4基も検出しました。
  2. 二本木遺跡第32次発掘調査報告(久留米市文化財調査報告書第467集)
    令和5年度に実施した発掘調査成果の本報告書です。縄文時代の遺構として、後期後半の竪穴建物1軒を検出し、集落の広がりが確認されました。弥生時代については、中期後半の祭祀土坑1基、土壙墓3基、石棺墓1基、木棺墓2基、甕棺墓9基が検出しました。甕棺墓は、当地では珍しく人骨が良好に遺存したものや、天河石(アマゾナイト)製丸玉を伴うもの、碧玉製管玉・ガラス製勾玉を伴うもの、墓壙の規模が最も大きく、甕棺内に硬玉製の扁平玉および舶載品と考えられる素環頭刀子が各1点副葬されたものなどがあります。同時期の調査地周辺には副葬品を伴う墳墓がないことに対し、本調査地では、東北地方や北陸地方、朝鮮半島、中国からの舶載品も副葬されていることや、遺骸には赤色顔料が散布されたと見られることが特筆されます。このことから、この地は有力者層の墓地と考えられます。平安時代から鎌倉時代の土坑9基も検出しました。筑後国府跡4期政庁に勤務する官人層の居住域の一角であったと想定されます。
  3. 筑後国府跡3期政庁地区、在国司居屋敷地区(久留米市文化財調査報告書第469集)
    筑後国府跡3期政庁・在国司居屋敷が所在した朝妻町字三丁野・字朝妻地区において未報告、概要のみ報告されていた10地点の発掘調査成果を収録しています。この地区は、縄文・弥生時代には集落が存在していました。8世紀代に入ると、官人層の居住地と考えられる竪穴建物群が散在すると共に、掘立柱建物も散在する曹司が出現します。9世紀中頃から後半にも、この地区の北部に小規模な南北棟建物が散在し、大量の土器が廃棄されている。10世紀から11世紀後半代になると、三丁野地区に政庁が移転し、政庁が成立しました。3期政庁は一辺約140メートルの大区画の中に正殿・脇殿を配して造営され、朝妻地区にも四面廂建物を中心とした多数の遺構群が営まれています。文献では延久5年とされる時期に政庁は横道地区へ移転すると朝妻地区は在国司居屋敷となり、四面廂建物を中心とした遺構群や鑓水遺構を配した園地が営まれ、大量の土器が廃棄された土坑も発見されています。在国司居屋敷は13世紀に入ると変容し、方形堂と総柱建物各1棟とその周囲に土坑・土壙墓が散在するという変遷が見られます。
販売図書の価格一覧表
書名 価格 重さ ページ数 厚さ
462集 2,900円 560グラム 126ページ 1.0センチメートル
467集 2,300円 470グラム 110ページ 0.7センチメートル
469集 5,500円 1,030グラム 220ページ 1.9センチメートル

販売図書の購入方法

久留米市役所での購入と郵送による通信販売がございます。なお、完売の場合がございますので、購入前に電話やFAX、お問い合わせフォームで在庫をご確認いただきますよう、お願いいたします。詳しい購入方法は【有償刊行物】一覧と購入方法のページをご覧ください。

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 市民文化部文化財保護課
 電話番号:0942-30-9225 FAX番号:0942-30-9714 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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