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令和3年度に発行された文化財調査報告書販売のご案内
更新日:2022年09月20日
11時06分
令和3年度に久留米市教育委員会が発行しました「久留米市文化財調査報告書」を販売していますので、ご案内いたします。いずれの報告書も販売部数に限りがあります。購入ご希望の方はお早めにご注いただきますよう、お願いいたします。
令和3年度刊行図書販売一覧
- ヘボノ木(へぼのき)遺跡第74次調査報告(久留米市文化財調査報告書第434集)
8世紀前半代の官衙、もしくは寺院と考えられる遺構群を中心に縄文時代・弥生時代・中世の遺構が検出されているヘボノ木遺跡の南東隅部を調査しました。三万田式土器から鳥居原式土器の時期と考えられる縄文時代後期後半の竪穴住居1軒、埋甕2基が検出されました。古代の土坑や火葬墓が南東端部まで広がることも確認され、伝馬道に沿って集落が存在していたことが判明、さらに12世紀代の土坑が集中して検出されたことが注目されます。
- 中環状道路整備事業「都市計画道路3・4・18号合川町津福本町線」に伴う埋蔵文化財発掘調査(4)筑後国府跡第(ちくごこくふあと)245・246・296次発掘調査報告(久留米市文化財調査報告書第435集)
都市計画道路3・4・18号合川町津福本町線建設に伴い実施した筑後国府跡発掘調査報告書第4集です。第245次・第246次・第296次調査の成果を集録しています。第245次調査では水縄断層崖下の湧水池を調査しました。著しい湧水のため、遺構は検出できませんでしたが、古代以来の遺物が堆積していたことが判明しました。第246次調査は2期政庁の約200メートル南側の地点を調査しました。7世紀後半代から8世紀代までの竪穴建物4棟、8世紀代の掘立柱建物5棟などの遺構群を検出した。9条検出された溝からは、「大殿」「国厨」という文字が書かれた墨書土器や搬入品の施釉陶器などが出土しています。第296次調査では、水縄断層帯の西端、千本杉断層の直上部を調査しました。断層による不整合面を検出し、断層崖上の包含層と断層崖下の包含層から12世紀代および9世紀代の遺物が出土しました。
販売図書の価格一覧表
書名 |
価格 |
重さ |
ページ数 |
厚さ |
434集 |
600円 |
138グラム |
28ページ |
0.3センチメートル |
435集 |
2,800円 |
540グラム |
128ページ |
1.0センチメートル |
販売図書の購入方法
久留米市役所での購入と郵便による通信販売がございます。なお、完売の場合もありますので、事前に電話や電子メール、FAXで在庫をご確認ください。詳しくは【有償刊行物】一覧と購入方法のページをご覧ください。
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