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腸管出血性大腸菌感染症に気をつけましょう

更新日:202309011429


O157などの腸管出血性大腸菌感染症について

 例年、夏から秋にかけ腸管出血性大腸菌感染症の発生が多くなります。腸管出血性大腸菌は、ベロ毒素という強い毒素を出し、腸管を傷つける病原菌です。代表的なものは「O157」で、その他に「O26」「O111」などがあります。
 腸管出血性大腸菌に感染すると、腹痛や下痢、嘔吐などの症状が出ます。特に、乳幼児や高齢者は脱水症状を起こしやすく、溶血性尿毒症症候群(HUS)など重症になることがあるので注意が必要です。また、二次感染(感染者から他の人に感染すること)しやすい病原菌ですので、排泄後や調理前などは手洗いを十分に行いましょう。

久留米市における発生状況

久留米市内の腸管出血性大腸菌感染症発生状況
平成29年 平成30年 平成31年
(令和元年)
令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
(6月30日現在)
1~3月 0 2 5 3 2 1 0 13
4~6月 3 2 2 1 3 2 6 19
7~9月 4 38 3 2 10 3 - 60
10~12月 3 1 0 4 3 34 - 45
10 43 10 10 18 40 6 137

くるっぱの画像 参考:福岡県における発生状況このリンクは別ウィンドウで開きます

主な症状

潜伏期間は2日〜14日(平均3〜5日)といわれています。
乳幼児や高齢者は重症化することがあるので、早めに内科や胃腸科の医療機関を受診しましょう。
また、下痢症状があるときは水分補給が大切です。
下痢止めは毒素が体内にとどまってしまうことがあるので、自己判断で下痢止めなどの市販薬は飲まないようにしましょう。

感染経路

腸管出血性大腸菌(O157など)は感染力が強く、多くは牛肉、牛レバー、生肉などが原因と考えられています。
しかし、菌で汚染されていれば他の食材や飲み物からも感染します。

予防について

参考:腸管出血性大腸菌による食中毒このリンクは別ウィンドウで開きます(厚生労働省)

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