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熱中症には、くれぐれもご注意ください!!
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更新日:2022年10月12日
14時30分
熱中症を防ぐために、屋外でマスク着用の必要のない場面では、マスクを外しましょう
マスク着用は従来同様、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染防止対策として重要です。
しかし、気温・湿度が高くなる夏場については、マスクを着用していると熱中症のリスクが高くなることが懸念されます。
熱中症防止の観点から、屋外でマスク着用の必要はない場面では、マスクを外すことを推奨します。
マスク着用の考え方及び就学前児の取扱いについて(厚生労働省)

屋外でマスク着用の必要はない場面の例
- 散歩やランニングなど離れて行う運動や、鬼ごっこのような密にならない外遊びなど、屋外で、2メートル以上を目安として人との距離が確保できる場合
- 徒歩や自転車での通勤・通学など、屋外で人とすれ違うことはあっても、会話をほとんど行わない場合
マスク着用が必要な場面
- 通勤ラッシュや人混みの中
- 高齢の方と会う時
- 病院に行く時
- 屋外であっても人と近い距離で会話をするような場面
新しい生活様式の熱中症予防行動
- 屋外ではマスクをはずしましょう
屋外ではマスク着用により、熱中症のリスクが高まります。特に運動時には、忘れずにマスクをはずしましょう。屋外での散歩やランニング、通勤、通学時もマスクの着用は必要ありません。
(注意)ただし、近距離で(2メートル以内を目安)会話をする時はマスクの着用を!
-
のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう
1日あたり1.2リットル(コップ約6杯)、1時間ごとにコップ1杯を目安に、こまめに水分補給をしましょう。入浴前後や起床後も、まず水分補給を。大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに。
-
暑さを避けましょう
涼しい服装をし、日傘や帽子を活用しましょう。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所に移動しましょう。涼しい室内に入れなければ、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。
-
エアコン使用中もこまめに換気をしましょう(エアコンを止める必要はありません)
一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。窓とドアなど2か所を開け、扇風機や換気扇を併用して換気をしましょう。換気後は、エアコンの温度をこまめに再設定しましょう。
-
暑さに備えた体づくりと日頃から体調管理をしましょう
暑さに備え、暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度に運動をしましょう。(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)
毎朝など、定時の体温測定と健康チェックをし、体調が悪い時は、無理せず自宅で療養しましょう。
熱中症予防には日頃からの健康づくりが何より大切です。
熱中症予防のポイントと簡単バランスごはんを動画で紹介した「暑さに負けない体づくりー熱中症を予防しようー」のページにリンクしています。
右の画像をクリックしてください。
久留米市の熱中症搬送状況速報【久留米広域消防本部提供情報】(令和4年度実績)
久留米市内での熱中症搬送状況です。
久留米市内での熱中症搬送状況(実績)
月 |
搬送件数 |
年齢 |
発生時間帯 |
発生場所 |
18歳未満 |
18歳以上~65歳未満 |
65歳以上 |
0時~6時 |
6時~12時 |
12時~18時 |
18時~24時 |
屋外 |
屋内 |
5月 |
11 |
2 |
3
|
6 |
0 |
3 |
7 |
1
|
6 |
5
|
6月 |
30 |
5 |
7 |
18 |
0 |
11 |
14 |
5 |
18 |
12 |
7月 |
65 |
8 |
19 |
38 |
1 |
22 |
27 |
15 |
37 |
28 |
8月 |
61 |
7 |
28 |
26 |
0 |
18 |
32 |
11 |
37 |
24 |
9月 |
14 |
3 |
5 |
6 |
0 |
4 |
7 |
3 |
10 |
4 |
令和4年度(実績) |
181 |
25 |
62 |
94 |
1 |
58 |
87 |
35 |
108 |
73 |
-
令和3年度 151件
-
令和2年度 186件
-
令和元年度 186件
-
平成30年度 275件
-
平成29年度 194件
-
平成28年度 160件
熱中症は5月から注意が必要です
熱中症は、夏に起こりやすいと思われがちですが、暑さに体が慣れていない5月から増え始めます。正しい予防法を知り、普段から気を付けることで熱中症を防ぐことができます。
熱中症警戒アラートが始まりました
熱中症警戒アラートは日ごとに発表されます。現在の発表状況については、『環境省熱中症予防情報サイト「熱中症警戒アラート」
』をご覧下さい。
熱中症警戒アラートってなに?
熱中症警戒アラートとは、熱中症の危険性が極めて高いと予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表され「熱中症予防行動をとってください」という気づきを予め促すものです。
環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート」を発表し、熱中症への警戒を呼び掛けることとしています。
テレビ、ラジオ等の報道やその他のルートでアラートが発表されることを知ったら、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症の予防行動を積極的にとり、事前に情報を得た場合は、翌日の予定に合わせた熱中症予防行動の計画を立てましょう。
熱中症警戒アラートが発表される基準
環境省が発表している、暑さ指数(WBGT)が33度を超える日に発表されます。
暑さ指数(WBGT)とは、人間の熱バランスに影響の大きい、【気温】【温度】【輻射熱】の3つを取り入れた暑さの厳しさを示す指数です。
暑さ指数(WBGT)が33度以下で熱中症警戒アラートが発表されていなくても、随時、暑さ指数(WBGT)を確認し、日々の活動の参考にしてください。
環境省熱中症予防サイト「暑さ指数」
また、無料のメール配信サービスもあります。登録して熱中症予防にお役立ててください。
環境省熱中症予防サイト「暑さ指数のメール配信サービス」
熱中症警戒アラートが発表されたらどうすればいいの?
- 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
昼夜問わず、エアコン等を使用して部屋の温度を調整しましょう。
熱中症を予防するためには暑さを避けることが最も重要です。
不要不急の外出はできるだけ避けましょう。
-
熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう
高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障害者等は熱中症になりやすい方々です。
これらの熱中症のリスクが高い方には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給等を行うよう、声をかけましょう。
-
普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう
屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は適宜マスクをはずしましょう。
のどが渇く前にこまめに水分補給をしましょう。
涼しい服装にしましょう。
-
外での運動は、原則中止や延期を検討しましょう
屋外やエアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期を検討しましょう。
熱中症の症状
初期症状
症状が進むと
(注意)高齢者の場合、症状が出にくい場合もあるので、なんとなくいつもと体調が違うと感じるときは注意しましょう。
熱中症の症状が現れたら
- まずは涼しいところへ移動
クーラーの効いている室内、風通しのよい日影など涼しい場所に移りましょう。
-
対処方法
横になり、頭を低くする
衣服をゆるめる
首まわりやわきの下、足の付け根を冷やす(氷、アイスパックなど)
スポーツ飲料をとる
-
早めに病院へ
自力で水分を摂取できないときや、症状が改善しない場合は、すぐにかかりつけの病院や最寄の病院へ連絡してください。
その他
久留米市の取り組み
市保健師、地域包括支援センター、民生委員・児童委員による「熱中症計」を活用した高齢者宅等への注意喚起やチラシの配布などの取り組みを通して、普及啓発に取り組んでいます。


熱中症関連情報
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