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混合接種(五種混合・四種混合・三種混合・不活化ポリオ)

更新日:202404011353


混合接種は、令和6年4月に五種混合が定期接種に位置付けられ、使用するワクチンは五種混合が基本となっております。

このワクチンで予防できる病気について

百日せきとは

百日せきは百日咳菌によって発生します。名前のとおり激しい咳をともなう病気で、一歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあります。
主に気道の分泌物によってうつり、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。

詳細は、厚生労働省「百日せき」このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

破傷風とは

破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気です。以前は新生児の発生もみられましたが、近年は30歳以上の成人を中心に患者が発生しています。
主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、さまざまな神経に作用します。口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便の 障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。

詳細は、厚生労働省「破傷風」このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

ジフテリアとは

ジフテリアはジフテリア菌により発生する疾病です。その発生は最後に報告されたのが、1999年であり稀になりましたが、かつては年間8万人以上の患者が発生し、そのうち10%程度が亡くなっていた重要な病気です。
主に気道の分泌物によってうつり、喉などに感染して毒素を放出します。この毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで、眼球や横隔膜(呼吸に必要な筋肉)などの麻痺、心不全等を来たして、重篤になる場合や亡くなってしまう場合があります。

詳細は、厚生労働省「ジフテリア」このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

ポリオとは

ポリオ(急性灰白髄炎)は脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生する疾病です。名前のとおり子ども(特に5歳以下)がかかることが多く、麻痺などを起こすことのある病気です。
主に感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じることがあります。永続的な後遺症を残すことがあり、特に成人では亡くなる確率も高いものとなっています。

詳細は、厚生労働省「ポリオについて」このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

ヒブ感染症とは

Hib感染症は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b)という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。
主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。この菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎等の重篤な疾患を引き起こすことがあります。

詳細は、厚生労働省「Hib感染症」このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

対象者

接種日時点で久留米市に住民登録のある生後2か月から7歳5か月の方
(生後2か月になったら、早めに接種を開始しましょう。)

接種回数とスケジュール(五種混合)

1期初回:3週以上の間隔をおいて3回接種

(標準的な接種期間:生後2か月から生後7か月に至るまで開始し、20日から56日までの間隔をおいて)

 

1期追加:1期初回接種(3回)後、6月以上の間隔をおいて1回接種

(標準的な接種期間:初回接種終了後から6月から18月までの間隔をおいて)

五種混合ワクチン接種間隔

 

ポリオとポリオワクチンの基礎知識(厚生労働省ホームページ)このリンクは別ウィンドウで開きます

このページについてのお問い合わせ

 健康福祉部保健所保健予防課
 電話番号:0942-30-9730 FAX番号:0942-30-9833 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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