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更新日:2023年08月01日 09時55分
肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。
主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれる菌で、主に気道の分泌物により感染を起こします。しかし、これらこの菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、や中耳炎、敗血症、髄膜炎等になったり、あるいは血液中に菌が侵入するなどして重篤な状態になることがあります。
詳細は、厚生労働省「肺炎球菌感染症(小児)」をご覧ください。
接種日時点で久留米市に住民登録のある生後2か月から4歳の方
(生後2か月になったら、早めに接種を開始しましょう。)
【初回接種開始が生後2か月~6か月の時】合計4回接種
【初回接種開始が生後7か月~11か月の時】合計3回接種
【初回接種開始が1歳の時】合計2回接種
【初回接種開始が2歳~4歳の時】
平成25年11月1日より、小児用肺炎球菌のワクチンが従来の7価ワクチン(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)から、新たに6種類の肺炎球菌に対応する成分が追加された13価ワクチン(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)に変更されました。
すでに7価ワクチンで接種を開始している場合は、残りの回数を13価ワクチンで接種します。
平成25年10月までに定められた回数の接種が終了した6歳未満の方については、13価ワクチンを1回追加で接種することで、新たな成分6種類に対する抗体が上昇するとされています。任意接種(費用は全額自己負担)となりますが、確実な予防のためには接種が望ましいと考えられています。