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11月は児童虐待防止推進月間です
更新日:2022年11月01日
08時38分
児童虐待防止推進月間とは
厚生労働省では、児童虐待防止法が施行された11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、児童虐待防止に対する問題に関心をもってもらうよう、全国で啓発活動を行っています。
久留米市での取組
下記の取組により、児童虐待防止や子育て支援に関する啓発を行います。
- オレンジリボン運動
児童虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボンの配布。市本庁舎16階 家庭子ども相談課でもオレンジリボンを配布しています。
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オレンジ・パープルツリーの設置
- JR久留米駅東西自由通路
設置期間:令和4年10月28日(金曜日)~令和4年11月6日(日曜日)
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久留米シティプラザ2階 スカイロビー
設置期間:令和4年11月8日(火曜日)~令和4年11月28日(月曜日)
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子育て応援動画の配信
子育て応援動画の期間限定配信。
「コロナ禍における子どもの現状と私たちにできること」(子育て応援動画(リンク))
- 配信期間:令和4年11月1日(火曜日)~令和4年11月30日(水曜日)まで
体罰等によらない子育てを広げよう!
みんなで育児を支える社会に
令和元年6月児童福祉法等改正法が成立し、親権者等は児童のしつけに際して、体罰を加えてはならないことが法令化され令和2年4月から施行されました。法律の施行を踏まえ、子どもの権利が守られる体罰のない社会を実現していくためには、一人一人が意識を変えていくとともに、子育て中の保護者に対する支援も含めて取り組んでいく必要があります。
日本においては、「しつけのために子どもを叩くことはやむを得ない」という意識が根強く存在します。しかし、社会文化の発展とともに、体罰等が子どもの発達に影響を与えることが科学的に明らかになっています。しつけとは、子どもの人格や才能等を伸ばし、社会において自立した生活を送れるようにすること等の目的から、子どもをサポートして社会性を育む行為です。たとえしつけのためだと親が思っても、身体に何らかの苦痛を引き起こし、または不快感を意図的にもらたす行為(罰)である場合は、どんなに軽いものであっても体罰に該当します。苦痛や不快感を与える体罰では、子どもの自立や社会性を育むことにはつながりません。
体罰によらない子育てのために
- 子どもとの関わりの工夫
- 子どもの気持ちや考えに耳を傾けてみましょう。
相手に自分の気持ちや考えを受け止めてもらえたという体験によって、子どもの気持ちが落ち着いたり、大切にされていると感じたりします。
- 良いこと、できていることを具体的に褒めましょう。
子どもの良い態度や行動を褒めることは、子どもにとってうれしいだけでなく、自己肯定感を育むことにもなります。結果だけではなく、頑張りを認めることや、今できていることに注目して褒めることも大切です。
- 保護者自身の工夫のポイント
- まずは自分の気持ちに気付き、認めることが大切です。
否定的な感情が生じたときは、その原因が子どものことなのか、自分の体調の悪さや忙しさなど自分自身のことが関係しているのかを振り返ってみると、気持ちが少し落ち着くかもしれません。
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保護者自身が休むことも大切です。
保護者自身が自分の時間や心に余裕が無いときは、深呼吸して気持ちを落ち着けたり、窓を開けて風にあたって気分転換するなど自分なりの工夫を見つけてみましょう。
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周囲の力を借りると解決することもあります。
子どもと関わる中で、工夫をしても上手くいかないこともあります。そのようなとき、勇気をもってSOSを出すことで、知らなかった支援やサービスに出会えたり、解決につながることがあるかもしれません。
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子育てはいろんな人の力と共に
- 子育てを担うことは、大変なことです。一人で抱え込まず、市の子育て支援サービスや相談窓口を利用しましょう。
詳細は、厚生労働省「体罰等によらない子育てのために」(外部リンク)
をご覧ください。
面前DVを知っていますか?
子どもがいる家庭で、夫婦や家族間で暴力をふるったり、暴言が飛び交うような激しい喧嘩をすることは「面前DV」と呼ばれ、子どもへの心理的虐待にあたります。
- 面前DVが子どもに与える影響
子どもが現場を目撃しなくても、DVの問題がある家庭で育つことは、子どもにとって心理的虐待になることがあります。DV家庭で育った子どもには次のような心理的影響があると指摘されています。
- 安全感や安心感が育ちにくくなり、人を信頼しにくくなります。
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問題を解決するときに暴力をふるって解決するようになりがちです。
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トラウマ(心的外傷)になって子どもの発達に悪い影響を与えます。
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DVの原因が自分のせいだと思って、自信が持てなくなりがちです。
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弱いことが悪いことだととらえてしまい、弱い人に怒りを向けることもあります。
面前DVが子どもに心理的負担を与え、その後の発達にも影響を及ぼすことを周りの大人が理解することが大切です。子育てで行き詰まったり、家庭のことなどで困ったりした時はご相談ください。
ひとりで悩まないで
育児疲れや子育てに対する不安、社会的孤立などさまざまな理由から、ストレスを抱えている方も少なくありません。
そんな気持ちをひとりで抱え込んでいませんか。もし、子育てに悩んだときは、誰かに助けを求め、相談することが大切です。
あなたは、ひとりではありません。
子育てに関する相談
- こども子育てサポートセンター
電話 0942-30-9302
FAX 0942-30-9718
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家庭子ども相談課
電話 0942-30-9208
FAX 0942-30-9718
DVや家庭問題に関する相談
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家庭子ども相談課
電話 0942‐30‐9063
FAX 0942‐30‐9718
- 詳細は相談窓口一覧のページにてご確認ください。
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