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事業所税の税額の計算例
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更新日：2021年07月28日
16時19分
設例1
Ａ事業所の事業所床面積
| 合計床面積 |
合計床面積の内、自己所有面積 |
合計床面積の内、賃借分床面積 |
| 1,500平方メートル（内、非課税の福利厚生施設が100平方メートル） |
1,000平方メートル |
500平方メートル |
Ａ事業所の従業者数、給与支払総額
| 従業者数 |
従業者給与支払総額 |
| 150人（内、パートタイマーが30人） |
720,000,000円 |
税額の計算方法
- 資産割の免税点判定
1,500平方メートル−100平方メートル＝1,400平方メートル→1,000平方メートルを超えるため課税
-
資産割の税額
1,400平方メートル×600円＝840,000円
-
従業者割の免税点判定
150人−30人＝120人→100人を超えるため課税
-
従業者割の税額
720,000,000円×0.25／100＝1,800,000円
-
事業所税額（資産割額＋従業者割額）
840,000円＋1,800,000円＝2,640,000円
設例2
Ｂ事業所の事業所床面積
| 合計床面積 |
合計床面積の内、自己所有面積 |
合計床面積の内、賃借分床面積 |
| 2,500平方メートル（内、非課税の福利厚生施設が300平方メートル） |
1,000平方メートル |
1,500平方メートル |
Ｂ事業所の従業者数、給与支払総額
| 従業者数 |
従業者給与支払総額 |
| 20人 |
65,000,000円 |
税額の計算方法
- 資産割の免税点判定
2,500平方メートル−300平方メートル＝2,200平方メートル→1,000平方メートルを超えるため課税
-
資産割の税額
2,200平方メートル×600円＝1,320,000円
-
従業者割の免税点判定
20人→100人以下のため免税
-
従業者割の税額
０円
-
事業所税額（資産割額＋従業者割額）
1,320,000円＋０円＝1,320,000円
設例3
Ｃ事業所の事業所床面積
| 合計床面積 |
合計床面積の内、自己所有面積 |
合計床面積の内、賃借分床面積 |
| 1,100平方メートル（内、非課税の福利厚生施設が200平方メートル） |
1,100平方メートル |
0平方メートル |
Ｃ事業所の従業者数、給与支払総額
| 従業者数 |
従業者給与支払総額 |
| 10人 |
30,000,000円 |
税額の計算方法
- 資産割の免税点判定
1,100平方メートル−200平方メートル＝900平方メートル→1,000平方メートル以下のため免税
-
資産割の税額
０円
-
従業者割の免税点判定
10人→100人以下のため免税
-
従業者割の税額
０円
-
事業所税額（資産割額＋従業者割額）
０円＋０円＝０円
-
注意
本設例の場合、事業所税額は免税となりますが、申告をしていただく必要はあります。（課税標準の算定期間末日において、事業所床面積にあっては800平方メートル以上、従業者数にあっては80人以上有する場合は、どちらか一方でも該当すれば申告が必要です。）
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