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更新日:2024年06月03日 09時17分
スポーツ活動中をはじめとして、依然として熱中症による被害が多く発生しています。熱中症は、梅雨明け等の気温が急に上昇したとき、また、合宿初日や休み明け、あるいは低学年(特に新入生)に多くみられます。いずれも、「体が暑さに慣れていない」からです。
また、活動の場所や種類にかかわらず、暑さ指数(WBGT)に基づいて活動中止を判断することも必要です。
「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(公益財団法人日本スポーツ協会)等を参考として、熱中症事故防止のための適切な措置を講じましょう。
気温が高くなり始めたら、暑さに慣れるまでの順化期間を設けましょう。順化期間の最初は運動量を落とし、次第に負荷を高めて行きます。
スポーツによる熱中症死亡事故は適切な予防措置を講ずれば防げるものです。ひとたび事故が起きると人命が失われるだけでなく、指導者はその責任を問われ訴訟になる例もあります。熱中症の予防と、発生したときの応急処置方法を指導者は身につけておきましょう。
事故が発生した場合、民事責任や刑事責任を、指導者等の個人または法人が問われることになります。一般的には民事責任(損害賠償責任)が問われますが、死亡など重大な結果となった場合は刑事責任も問われるケースがあります。
熱中症に関する基礎知識や熱中症警戒アラートについては、保健所健康推進課の作成した「熱中症には、くれぐれもご注意ください!!」をご覧ください。
熱中症の症状や熱中症予防5ヶ条、熱中症の症状が確認された場合の処置について知りたい方は、「スポーツ活動中の熱中症に気を付けましょう」も併せてご確認ください。