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令和6年度「文化財防火デー」火災防ぎょ訓練を実施しました

更新日:202501301007


大学関係者、消防署・消防団、市の関係者が協力して文化財防ぎょ訓練を実施

令和7年1月19日(日曜日)9時30分から「 久留米大学本館」で「第71回文化財防火デー」に合わせた防ぎょ訓練を実施しました。

訓練風景


 国登録有形文化財である「久留米大学本館」3階会議室から出火したという想定で、消防関係者、大学職員と久留米市文化財保護課職員の30人が参加して訓練を実施しました。119番通報から初期消火をおこない、逃げ遅れた職員をはしご車で救出、化学車で放水するなど本番さながらの緊迫した訓練を行うことができました。「久留米大学本館」は、旧制九州医学専門学校として昭和4年に建設されたもので、ロマネスク様式の意匠を基調とした、本市に戦前期から残る数少ない建造物です。今回の訓練で、貴重な文化財を災害から守るという重要性をあらためて確認することができました。

全体像

 久留米大学本館

玄関

久留米大学本館玄関

打ち合わせ

大学・消防・市の関係者で打ち合わせ

煙

3階会議室から出火し煙が充満

放水

会議室に向け化学車から放水

救助

逃げ遅れた職員(ダミー)救出

はしご車

はしご車で逃げ遅れた職員を救助​

文化財防火デーとは

 昭和24年1月26日に法隆寺金堂が火災に遭い、貴重な壁画が焼損したことから、火災や震災から文化財を守るという趣旨で昭和30年に、1月26日が「文化財防火デー」と定められました。以来、毎年この日を中心に、防火運動が全国的に展開されており、今年で71回を迎えました。

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