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更新日:2022年04月04日 16時28分
令和3年度の陽性者数は、第4波でのアルファ株、第5波でのデルタ株、第6波でのオミクロン株と、感染力の強い変異株の影響で令和2年度の598名をはるかに超える17,117名の陽性者数を記録しました。
特に、令和4年1月から始まった第6波では、2月中旬をピークに緩やかに減少してきておりましたが、これまでの株より伝播性が高いオミクロン株の猛威により、感染の波が長期化しており、3月下旬頃から再び、陽性者数が増加傾向に転じております。
第6波においては、当初、20代を中心とした若年層の感染が中心でしたが、感染爆発により高齢層への感染が広がり、市内の病床使用率も一時65%程度まで上昇しました。今後、爆発的に陽性者が増加すれば、再び、医療提供体制や社会機能の維持が困難な状況を招く恐れがあります。
オミクロン株は、重症化リスクが低いといわれておりますが、高齢の方や基礎疾患をお持ちの方などが感染されますと、基礎疾患の悪化などにより重症化する可能性があります。これまでどおり、市民の皆様が行っていただいているマスク、手洗い、換気といった基本的な感染防止対策が重要です。また、新たな変異株が出現した際も、継続して感染防止対策をお願い致します。
市民の皆様におかれましては、自分自身や大切な人、高齢の方など重症化リスクの高い方を守るため、あらためて感染防止対策の徹底・強化をお願いします。