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くるめ愛と平和の祭典ピースフルくるめ2025
更新日:2025年06月26日
14時00分
久留米市は、昭和59(1984)年に核兵器廃絶平和都市を宣言しました。
戦後80年が経過する中で、かつて体験した核兵器の恐怖や悲惨な戦争の苦痛や悔恨を決して風化させることがないように、ピースフルくるめ推進協議会では毎年「くるめ愛と平和の祭典・ピースフルくるめ」と銘打ち、行政及び市民が自主的に取り組む平和啓発イベントを取りまとめています。皆さまのご参加をお待ちしております。

イベントのお知らせ
7月から8月にかけて戦争や平和について考えるイベントの開催や絵画コンテストの作品募集を行います。
市民主体事業
- 核兵器のない世界のための原爆展2025(主催:原水爆禁止久留米市協議会)
日程:令和7年7月8日(火曜日)から令和7年7月13日(日曜日)までの 10時00分から18時00分まで
ただし、7月8日(火曜日)は12時00分から18時00分まで、7月13日(日曜日)は10時00分から16時00分まで
場所:一番街多目的ギャラリー(東町公園北側)
内容:原爆写真パネル、久留米市の核兵器廃絶平和都市宣言垂れ幕、広島の高校生が被爆者と話し合いながらそのときを描いた原爆の絵の展示など
入場無料。直接会場へお越しください。
問い合わせ先(電話番号):0942-26-7253(原水爆禁止久留米市協議会の山田さん)
- 平和や原爆の詩の朗読会(主催:原水爆禁止久留米市協議会)
日程:令和7年7月12日(土曜日)14時00分から15時00分まで
場所:一番街多目的ギャラリー(東町公園北側)
内容:「佐々木サダ子さんの思いはどこに…」
入場無料。直接会場へお越しください。
問い合わせ先(電話番号):0942-26-7253(原水爆禁止久留米市協議会の山田さん)
- 第32回平和を語る夕べ(主催:平和を語る夕べ実行委員会)
日程:令和7年8月2日(土曜日) 13時30分開場、14時00分から16時00分まで
場所:石橋文化ホール大ホール
内容:[ステージ]劇団「諸平屋」による平和劇、合唱団「マンマミヤ」による平和の歌声と朗読、バンド「未来座」によるコンサート、高校生平和大使によるメッセージなど [展示]平和作品展、ピースメッセージ
入場無料。直接会場へお越しください。
問い合わせ先(電話番号):0942-33-1476(平和を語る夕べ実行委員会(教育会館内)の佐々木さん)
- 第44回親と子の平和学習会(主催:筑後地区平和を守る女性の会)
日程:令和7年8月10日(日曜日) 13時00分から受付、13時30分から15時30分まで
場所:教育会館大ホール
内容:平和のメッセージ(諏訪中学校放送部)、講演「戦後80年 私はなぜ今も語るのか」講師:城臺 美彌子さん
入場無料。直接会場へお越しください。
問い合わせ先(電話番号):090-8417-7419(筑後地区平和を守る女性の会の福田さん)
行政主体事業
- 人権作品展「平和へのメッセージ」(主催:人権啓発センター)
日程:令和7年8月2日(土曜日)から令和7年8月30日(土曜日)までの9時30分から17時00分まで
場所:えーるピア久留米1階人権啓発センター
内容:児童・生徒の人権作品や、平和に関する子どもたちの作文パネルの展示
問い合わせ先(電話番号):0942-30-7500(人権啓発センター)
- おはなしばさらか(主催:久留米市立中央図書館)
日程:令和7年7月20日(日曜日) 13時30分から15時00分まで
場所:久留米市立中央図書館3階会議室
内容:大型絵本の読み聞かせ、パネルシアター、人形劇など(協力:おはなしボランティア・人形劇ボランティアのみなさん)
問い合わせ先(電話番号):0942-38-7116(中央図書館)
- 平和反戦図書コーナー(主催:久留米市立中央図書館)
日程:令和7年7月25日(金曜日)から令和7年8月20日(水曜日)まで
内容:平和反戦図書の展示及び貸出(一般図書、児童図書約200冊)
問い合わせ先(電話番号):0942-38-7116(中央図書館)
- ピースフル久商(主催:久留米市立中央図書館)
日程:令和7年7月26日(土曜日) 11時00分から11時40分まで
場所:久留米市立中央図書館3階会議室
内容:平和を内容としたパネルシアターや大型絵本の読み聞かせ、生徒が作ったクイズなど。(協力:久留米商業高等学校の生徒のみなさん)
問い合わせ先(電話番号):0942-38-7116(中央図書館)
- ピースフル上映会(主催:久留米市立中央図書館)
日程:令和7年8月6日(水曜日)10時30分から12時00分、14時00分から15時30分
場所:久留米市立中央図書館3階視聴覚ホール
内容:平和をテーマとした作品の上映会。午前:児童向け(アニメーション)、午後:一般向け(ドラマ)
入場無料。直接会場へお越しください。
問い合わせ先(電話番号):0942-38-7116(中央図書館視聴覚ライブラリー)
ピースフルくるめ推進協議会主催事業
- 戦後80年平和資料展「8.11 久留米空襲を語りつなぐ」(主催:文化財保護課)
日程:令和7年7月19日(土曜日)から令和7年9月7日(日曜日)までの10時00分から18時00分まで
場所:くるめりあ六ツ門5階六ツ門図書館展示コーナー
内容:昭和20年8月11日の久留米空襲の史実を中心に戦時下の市民生活に関する様々な資料を展示し、戦争の悲惨さや理不尽さを再認識してもらうことで平和の尊さや大切さを次世代へと語りつなぐ。
問い合わせ先(電話番号):0942-27-9281(六ツ門図書館展示コーナー)
- 平和資料展
日程:令和7年8月1日(金曜日)から8月15日(金曜日)
場所:久留米市役所2階
内容:戦時中の久留米市の様子、久留米空襲、広島・長崎の被爆写真、子どもたちによる平和なまち絵画コンテスト優秀作品などの展示
問い合わせ先(電話番号):0942-30-9052(総務部総務課)
絵画作品募集!こどもたちによる”平和なまち”絵画コンテスト2025
- 今年は戦後80年、平和の尊さについて考え、平和への想いを表現してみませんか。
このコンテストの受賞作品は、久留米市が加盟する「平和首長会議
」が主催する「こどもたちによる平和なまち絵画コンテスト2025」への応募作品とさせていただきます。
- 令和6年度平和首長会議のコンテストで、21か国応募数4,208点の中から、久留米市の小学6年生の作品が入選しました。県内からの入選は初めてです。この絵は、入選作品です。

- 応募期間:令和7年7月18日(金曜日)から令和7年9月30日(火曜日)まで
- 応募資格:久留米市内に住む子ども(6歳以上15歳以下)
- 作品テーマ:「私にとっての平和」
- 応募方法:作品の裏に応募用紙を貼って、市役所7階総務課に持参するか、郵送してください。応募いただいた子どもたちには、参加賞(記念品)を差し上げます。
こどもたちによる平和なまち絵画コンテスト2025応募用紙
(525キロバイト)
- 応募先(問合せ):ピースフルくるめ推進協議会(久留米市役所総務部総務課)
郵便番号830-8520久留米市城南町15番地3 電話番号0942-30-9052
- 審査等:本協議会において、最優秀作品、優秀作品、入選作品を決定し、賞状と記念品を贈呈します。
- 作品の規定:
B4サイズ(257ミリ×364ミリ)、八つ切りサイズ、またはA3サイズ(297ミリ×420ミリ)とし、白色
画材は自由とするが、絵画作品であること
スキャンが可能な平面作品であること
他のコンテストに出品していないこと
個人で制作した作品であること(複数名での合作作品は受け付けません)
著作権(アニメキャラクターなどを含んだ作品)、商標権、肖像権など第三者の権利を侵害しないものであること
赤十字の標章や、それに類する標章等が描かれていないこと
応募はひとり1点までとし、未発表のものであること
- 留意事項:応募作品の展示・掲載にあたっては、氏名・学校名・学年を公表します。
ご記入いただいた個人情報は、本コンテストに関わる目的にのみ使用し、他の目的には使用いたしません。
戦争を語り継ぐ
戦争体験証言と記録映像 戦争を語り継ぐ(動画配信)
久留米大空襲について
終戦が間近に迫った昭和20年8月11日(土曜日)、沖縄の読谷飛行場を飛び立った第一波28機と第二波25機、合計53機のB24爆撃機が、南西方向から久留米市街地上空に侵入してきました。10時16分、荘島小学校前交差点付近を目標に焼夷弾を投下開始しました。この焼夷弾は爆裂する特徴を持ち、初期消火を妨害して激しく燃え上がりました。
その10分後、第二波がE46集束焼夷弾を投下しました。これは油脂焼夷弾で、着弾すると周辺に油脂を撒き散らし、木造家屋が建ち並ぶ市街地で大火災を巻き起こしました。
死者214人、収容中死亡者16人、重軽傷者160人という大変な犠牲者を出し、市街地の西半部が焼失しました。
久留米大空襲を体験されたお二方に、その時の悲惨な記憶を語っていただきました。
証言1:父は帰ってこなかった(姉川美智子さん)
あらすじ
六ツ門町に父母と弟で住んでいた美智子さんは、空襲警報とともに、近所の空き地にあった共同防空壕へ避難します。
次々に投下される焼夷弾と渦巻き立ち昇る炎と煙。防空壕に延焼しないように皆で決死の放水活動をします。しかし、火の気が治まっても、金丸校の国民義勇隊の会合に出かけた父は帰ってきませんでした。
知人の通報で駆けつけた陸軍病院で、父は全身を包帯でぐるぐる巻きにされていました。やがて息を引き取った父を大八車で火葬場に運びました。火葬場には、多くの犠牲者の遺体が折り重ねられています。血の海が広がり、強い臭気があたりに漂っていました。
証言2:まるで地獄絵のよう(坂井幸子さん)
あらすじ
学徒動員中に鳴り響いた空襲警報のため、中央町の自宅に帰された幸子さんは、急いで防空壕に飛び込みます。同時に爆音が聞こえ、大雨の降るようなザーッという音とともに焼夷弾が落ちてきました。
ここは危ないという父の言葉で、母と炎の中を必死に逃げました。前を走っている人たちは、皆裸足。道には焼夷弾がぬかりこみ、火の海と泣き叫ぶ声の中を、全身焼け爛れた人たちが担架で次々と運ばれて行きます。
数時間後、帰り道に広がる街の光景は一変、家は全部焼け落ち、残っているのは旭屋デパートと銀行のみ。人々は呆然と立ち尽くしているだけでした。
動画:姉川美智子さん「父は帰ってこなかった」
動画:坂井幸子さん「まるで地獄絵のよう」
荒木空襲カラー映像(米軍撮影)(動画配信)
荒木空襲とは
昭和20(1945)年8月8日(水曜日)午前11時半頃のことでした。国鉄荒木駅北上空から超低空で侵入したP51ムスタンク戦闘機2機が、4両編成の列車及び駅周辺の建物に向けて何度も旋回しながら、繰り返し機銃掃射を浴びせました。国鉄の記録では、この空襲で旅客22名が重軽傷を負ったとあります。周辺地域では、福徳長酒類九州工場の建物や南側レンガ塀などに、この時の機銃掃射で12.7ミリ弾が貫通したと考えられる穴が点々と残っています。
この映像について
この映像は、P51ムスタンク戦闘機の翼に取り付けられたガンカメラで撮影されたものです。本収録映像は、米国立公文書館から入手。映像は1分10秒程の長さですが、写真記録に比べて生々しく臨場感があります。カラー映像に慣れ親しんだ戦争を知らない世代の皆さんにも、戦争とは何かということを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
動画:荒木空襲カラー映像
戦争や平和に関する資料を貸し出しすることができます
原爆の悲惨さを伝えるパネルや戦時中の写真などの戦争や平和に関する資料を貸し出しすることができます。学校や地域での平和学習等で活用していただければ幸いです。ご希望の方は、総務部総務課までお問合せください。
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