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令和５年度予算の概要

更新日：2023年02月17日 09時04分

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楽しく住みやすさあふれるまちを目指して。人 まちを守り 未来へつなぐ予算

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予算編成の方針

久留米市は、令和5年度においても引き続き市政運営の基本目標である「安心・安全で活力にあふれた、誰もが活き活き生活・活躍できる共生のまち」を目指したまちづくりを進め、SDGsの理念にも通ずる持続可能な発展を図ります。
その中では、内外の難局が複合的なうねりとなって押し寄せている現況に対し負けない強さを創りあげるとともに、困難を抱える人に寄り添う優しさをもった取り組みを進めます。

重要な課題として、度重なる浸水被害の克服や長期化する新型コロナウイルス感染症への適切な対応、ウィズコロナ下での活力の創出、加速する少子化や人口減少への対応、GX・DXの推進などを掲げ、健全な財政を堅持しながら、市民の皆さまとともにまちづくりをさらに前へ進めます。

予算の概要

令和5年度の久留米市一般会計予算は、新型コロナウイルスワクチン接種費用が減少したことなどにより、前年度比1.0％減の1,448億7,000万円となりました。
歳入面では、一般財源の根幹である市税が、個人・法人市民税の増収を見込み前年度比で1.1％の増、国から交付される地方交付税は国税収入の増加に伴い3.5％の増、借入金である地方債は、臨時財政対策債が大きく減少したことにより全体として3.3％の減となりました。
歳出面では、流域治水の更なる推進や感染症対策の中心となる保健所機能の充実、将来の成長が見込まれる産業への支援、様々な分野で活躍する若い世代への支援など、災害や感染症、人口の減少に負けない強さ、子育て世帯への支援や教育環境の充実、困難を抱える人に寄り添うなど、安心して暮らし、希望する人が子どもを産み育てることができる優しさ、スポーツや文化・芸術、観光など市内外から人が集い、地域の様々な活動が盛んになり、みんなが笑顔になる賑やかさ楽しさ、を目指した事業を展開し、今の暮らしを守り、このまちを未来へとつないでいきます。
特に、コロナ禍において急激に加速した少子化は喫緊の最重要課題ととらえ、結婚・妊娠・出産・子育ての希望を叶えるための支援や環境づくりには、こども基本法の趣旨も踏まえて、より重点的に対応しています。
特別会計のうち、国民健康保険事業は、生活習慣病の予防や特定健康　診査の効果的な実施など被保険者の健康づくりに努めます。
競輪事業は、中野カップレースや大阪・関西万博協賛競輪（G3）、ミッドナイト競輪の開催などによる収益の確保に努めます。
介護保険事業は、適切な保険給付とともに認知症の予防や介護予防活動の充実により、高齢者が元気に暮らせる環境づくりに努めます。
次に公営企業会計は、安全な水の安定供給に取り組む水道事業会計に81億6,400万円、環境にやさしい安全・安心な下水道事業の展開に取り組む下水道事業会計に198億9,700万円を計上しました。
これらの結果、特別会計と公営企業会計を含めた令和5年度予算総額は、2,755億9,200万円となっています。

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