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令和３年度予算の概要

更新日：2023年06月01日 08時56分

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• 令和３年度予算の概要(4715キロバイト)

予算編成の方針

　久留米市では、引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止と安全で安心して暮らせる災害に強いまちづくりに全力で取り組みます。

　また、ウィズコロナ・ポストコロナ社会における新しい生活様式への転換、急速に進むデジタル化に対応した地域社会づくりなど、本市を取り巻く喫緊の課題を念頭におき、

「暮らし・教育（おもいやりと育み）のまちづくり」

「安心・快適・都市力（やすらぎと発展）のまちづくり」

「地方創生・経済成長・雇用（魅力と活力）のまちづくり」

  により「住みやすさ日本一」の実現を目指します。

 さらに、将来にわたり質の高い市民サービスと健全な財政運営を維持し、持続可能な足腰の強い都市づくりを着実に進めていくため、デジタル化や行財政改革による効率的な行政運営に取り組みます。

予算の概要

　久留米市の令和3年度一般会計の予算規模は、前年度比6.3％増の1,427億8,000万円となりました。
　歳入面では、主要な一般財源である市税は、感染症の影響による法人市民税の大幅な減などにより前年度比で5.4％の減を見込んでいます。その一方で、地方財政計画で一般財源総額が確保され、地方交付税とその代替措置である臨時財政対策債は、それぞれ4.8％、57.8％の増を見込んでいます。
また、様々な行政課題に対応するために、主要4基金（財政調整基金、土地開発基金、都市建設基金、減債基金）を30億円活用することとしました。
　歳出面では、歳入環境の厳しさを見据え、より効果的・効率的な事業へと組み換えるなどの見直しを行いました。その一方、感染症対策や総合的な防災機能の強化をはじめ、脱炭素社会の実現、地域経済・産業の活性化、地域企業のデジタル化、教育や子育て支援などの取り組みを進め、市民がこの地に誇りと愛着を持って住み続けたいと思えるまちづくりを積極的に進めます。

　特別会計のうち国民健康保険事業は、生活習慣病の重症化予防や特定健診、特定保健指導の効果的な実施による被保険者の健康増進、保険料の収納率向上を図ります。
介護保険事業は、令和3年度からの3年間を期間とする第8期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画に基づき、保険給付の適切な実施や介護予防活動の充実に取り組みます。
競輪事業は、中野カップレースやミッドナイト競輪の開催などによる収益の確保と経営の効率化・安定化に努めるとともに、施設の再整備に向けた 計画の策定に取り組みます。
また、中長期的な雇用の創出と税源の涵養を見据え、企業誘致の受け皿となる産業団地を整備するため、新たに特別会計を設けます。
　次に公営企業会計は、安全な水の安定供給に取り組む水道事業会計に86億6,700万円、また、環境にやさしい安全・安心な下水道事業の展開に取り組む下水道事業会計に185億3,000万円を計上しています。

　この結果、特別会計及び公営企業会計を含めた令和3年度の久留米市の 予算総額は、2,604億8,900万円となっています。
 

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