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令和２年度予算の概要

更新日：2023年06月01日 08時57分

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「住みやすさ日本一」の久留米を目指して

令和２年度予算の概要(1042キロバイト)

予算編成の方針

　久留米市では、令和2年度も引き続き「住みやすさ日本一」の実現に向け、大きく3つのまちづくりに力を入れていきます。

　「暮らし・教育（おもいやりと育み）のまちづくり」では、教育におけるICT環境の整備、子育て支援、困りごとを抱える子どもへの支援に取り組むとともに、地域共生社会の実現に向けた取り組みや社会的支援が必要な方への施策の充実、人権教育・啓発の推進、女性の活躍促進に取り組みます。

　「安心・快適・都市力（やすらぎと発展）のまちづくり」では、防災機能の強化や市街地浸水対策、幹線道路や鉄道利用環境の整備、上津クリーンセンター施設更新の検討、まちづくり活動の活性化に取り組みます。

「地方創生・経済成長・雇用（魅力と活力）のまちづくり」では、産業団地の整備や企業誘致の推進、地域企業の育成支援、農業都市としてのブランド力向上、久留米シティプラザや久留米市美術館、久留米アリーナを活用した交流人口の拡大、久留米の魅力発信による移住定住の促進に取り組みます。

　さらに、将来にわたり質の高い市民サービスと健全な財政運営を維持し、持続可能な足腰の強い都市づくりを着実に進めていくため、行財政改革の取り組みを徹底するとともに、ICTなどを活用した効率的な行政運営に取り組みます。

予算の概要

　久留米市の令和2年度一般会計の予算規模は、前年度比0.1％増の1,342億7,000万円となりました。

  歳入面では、主要な一般財源である市税は、個人市民税や固定資産税の増などにより前年度比で0.1％の増、国から交付される地方交付税は、合併算定替の終了などにより1.2％の減、借入金である地方債は0.7％の増となりました。

 また、様々な行政課題に対応するための財源として、主要４基金（財政調整基金、土地開発基金、都市建設基金、減債基金）を40億円活用することとしました。

 一方、歳出面では、それぞれの課題について検証を行い、より効果的・効率的な事業へと組み換え、見直しを行いながら、教育や子育て支援、福祉施策の充実、地域経済・産業の活性化や賑わいづくり、総合的な防災機能の強化など、市民がこの地に誇りと愛着を持って住み続けたいと思えるまちづくりを進めます。

 特別会計のうち国民健康保険事業は、生活習慣病の重症化予防や特定健診、特定保健指導の実施、被保険者の健康増進、医療費の適正化に取り組みます。

 介護保険事業は、保険給付の適切な実施や介護予防活動の充実、地域包括ケアシステムの推進に取り組みます。

 また、競輪事業は、中野カップレースやミッドナイト競輪の開催などによる収益の確保と経営の効率化・安定化に努めます。

 次に、公営企業会計は、安全な水の安定供給に取り組む水道事業会計に80億100万円、また、環境にやさしい安全・安心な下水道事業の展開に取り組む下水道事業会計に189億6,500万円を計上しています。

 この結果、特別会計及び公営企業会計を含めた令和2年度の久留米市の予算総額は、2,502億5,700万円となっています。

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