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平成25年第4回市議会定例会 市長提案理由説明

更新日:202208181119


  1. はじめに
  2. 1期4年の総括について
  3. 新総合計画次期基本計画について
  4. 各議案の提案理由説明

1.はじめに

 皆様、おはようございます。
 平成25年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましてはご多用中にもかかわりませずご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。
 本日、ここに提案いたしております、各議案の提案理由をご説明申し上げますが、任期中最後の提案に当たりまして、まず初めに、私の1期4年の総括を述べさせていただきたいと思います。

2.1期4年の総括について

 4年前、我が国は、世界経済危機後の経済危機対策に取り組みつつも、依然、高い失業率やデフレなどに苦しんでおりました。
 久留米市でも、九州新幹線久留米駅の開業を控えながら、雇用情勢の低迷、大幅な人口減少など大変厳しい状況にございました。
 そのような中で、私は、誰もが住みたくなるまちを目指しまして、子育て支援や教育、保健・福祉の充実、安全安心なまちづくり、地域経済の振興や賑わいづくりなどを積極的に進めてまいりました。また、総合都市プラザなど、10年後、20年後の将来を見据えた地域社会づくりも着実に進めることができたと考えています。
 ここで、この間の具体的な成果として5点、挙げさせていただきます。

3.新総合計画次期基本計画について

 続きまして、新総合計画・次期基本計画について述べさせていただきます。
 久留米市では、現在、「久留米市総合計画審議会」を立ち上げ、次期基本計画の策定を本格化させております。
 日本の21世紀は、これまで経験したことのない超高齢社会です。
 次の基本計画では、久留米市が超高齢社会にどう立ち向かい、持続する地域社会づくりを進めるかが最も中心的な課題であると考えます。
 そのような観点から、超高齢社会への対応を中心に数点述べさせていただきます。

4.各議案の提案理由説明

 ここで、本日提出いたしております議案の審議をお願いするにあたりまして、各議案の提案理由の説明を申し上げます。

 まず、第100号議案から第106号議案までは、専決処分に係るものでございます。
 これらの議案は、車両運行中の事故や中学校生徒の負傷事故による損害賠償額の決定又は和解契約の締結について、緊急を要し専決処分いたしましたので、報告申し上げ、承認を求めるものでございます。

 次に、第107号議案から第109号議案までは、平成25年度一般会計及び特別会計の補正予算案でございます。
 最初に、一般会計でございますが、今回の補正予算は、総額4億2,069万円の追加をお願いするものでございまして、補正後の一般会計予算総額は、1,313億4,995万円となります。

 以下、主な事業等について、ご説明いたします。
 はじめに、福岡県の基金を活用いたしました4事業、6,165万円でございますが、その主なものといたしましては、平成27年度4月施行予定の、「子ども・子育て支援新制度」に対応するシステム開発のための費用として4,103万円、小規模多機能型居宅介護事業所のスプリンクラー等整備費に対する助成のための費用として1,057万円、重要な防災拠点であります市民センター多目的棟に、非常用電源設備を整備するための設計費用として400万円でございます。

 次に、「地域の元気臨時交付金」を活用いたしました、3事業、3億4,756万円でございますが、これは今回、同交付金の交付限度額が国から同額追加配分されたことに伴うものでございます。その主なものといたしましては、同交付金の一部を水道事業会計へ繰り出すための費用として1,312万円、25年度及び26年度の事業財源とするための基金積立金として3億3,302万円でございます。

 また、その他事業進捗に伴うものなどといたしまして、13事業、4億5,913万円を計上いたしておりますが、その主なものといたしましては、原材料費等の高騰に伴います、指定ごみ袋の作成費用の増額分として2,226万円、農業生産法人や認定農業者の経営規模拡大に要する経費を助成するための費用として1,578万円、老朽危険家屋等の除却費用助成につきまして、申請件数の増加に対応するための増額分として700万円、長門石橋耐震改修工事の工法変更に伴う工事費の増額分として5,919万円、銀座地区における優良建築物等整備費の一部助成のための費用として2億8,760万円、住区基幹公園の整備のための費用として2,500万円、林道災害復旧のための費用として1,900万円でございます。

 このほか、人件費につきましては、職員手当等の過不足分につきまして、必要な経費の組替えを行うとともに、本年7月より実施しております市長等及び職員の給与減額支給措置につきまして、予算に反映させました結果、4億4,765万円の減額補正となっております。

 これらの補正予算の計上に必要な財源は、国庫支出金5億4,097万円、県支出金7,704万円、市債4,970万円等の増額及び繰入金2億4,800万円の減額により措置いたしております。

 このほか、事業完了が翌年度となる見込みがあります、街路事業(合川町津福今町線)2億4,994万円を含みます計5事業につきまして繰越明許費の追加を、また、中心市街地再整備事業など計5事業につきまして、繰越明許費の変更をお願いいたしております。

 また、次年度以降の支出を伴うこととなる、上津クリーンセンター長期包括委託料につきましては、債務負担行為の追加設定を、また、小学校給食調理委託料など計5事業につきましては、次年度以降の所要額の変更に伴い、債務負担行為の変更をお願いいたしております。

 次に、特別会計でございます。
 特定地域生活排水処理事業につきましては、市町村設置型浄化槽の設置工事費等の増額分として1,071万円の追加を、後期高齢者医療事業につきましては、帳票類の様式変更に伴います電算システム改修のための費用として469万円の追加をお願いいたしております。

 次に、一般議案について、各議案の提案理由を御説明申し上げます。
 第110号議案及び第111号議案は、県営経営体育成基盤整備事業の実施に伴い、山本町豊田及び太郎原町内並びに田主丸町地徳、田主丸町竹野及び田主丸町中尾内の町及び字の区域を整理するものでございます。
 第112号議案から第117号議案は、市民活動サポートセンター、教育集会所、老人いこいの家、高齢者と子どもの交流施設、勤労青少年ホーム及びふれあい農業公園について、その管理を行わせる指定管理者をそれぞれ指定しようとするものでございます。
 第118号議案は、市営住宅の家賃を滞納している者等に対し、市営住宅の明渡し請求及び滞納家賃等支払請求の訴えを提起しようとするものでございます。
 第119号議案及び第120号議案は、南二丁目ほか3町内の市道路線を廃止し、合川町ほか25町内の市道路線を認定しようとするものでございます。
 第121号議案及び第122号議案は、東合川野伏間線道路改築工事の工期及び契約金額を変更する契約を締結しようとするものでございます。
 第123号議案は、北部一般廃棄物処理施設リサイクルセンタープラント設備工事施行のため、工事請負人と契約を締結しようとするものでございます。

 続きまして、その他の条例議案について、各議案の提案理由を御説明申し上げます。
 第124号議案は、軽自動車税の減免基準を見直そうとするものでございます。
 第125号議案は、社会教育法の一部改正に伴い、社会教育委員の委嘱の基準を定めようとするものでございます。
 第126号議案は、城島農村環境改善センターの用途を廃止しようとするものでございます。
 第127号議案は、世界のツバキを収集展示し、観覧の用に供するとともに、都市と農村の交流を促進することによりみどりの里づくり事業を推進し、もって地域の活性化を図ることを目的とした施設の設置及び管理について定めようとするものでございます。
 第128号議案は、本市の下水道事業について、地方公営企業法の規定の全部を適用するに当たり、関係条例の整理を行うものでございます。
 第129号議案は、水防法の一部改正に伴い、水防協議会の委員の定数を定めようとするものでございます。
 第130号議案は、JR久留米駅利用者の利便性向上を図ることを目的とした駐車場の設置及び管理について定めようとするものでございます。
 第131号議案は、宮ノ陣新産業団地地区及び久留米広川新産業団地地区の地区整備計画区域における建築物等に用途の制限を設けようとするものでございます。
 第132号議案は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部改正に伴い、当該法律を引用する条例中の用語を整理し、及び公営住宅の入居者資格に係る要件を変更しようとするものでございます。

 以上をもちまして、各議案の提案理由についての説明を終了いたしますが、なにとぞ、慎重なる御審議の上、満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。

(平成25年12月2日)

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