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都市宣言

更新日:202306140958


久留米市の都市宣言

連携中枢都市宣言 

わが国においては、今後、世界的にも類を見ないほどの急激な人口減少と超高齢社会の進展が見込まれており、このまま人口が推移すると仮定した場合、国の推計によると、45年後の2060年(平成72年)には人口が9,000万人を割り込み、65歳以上の人口比率が全体の約4割を占めるとされています。
このような人口減少社会の到来に伴い、私たちを取り巻く環境は、大きく変化していくものと見込まれます。この影響を最小限に抑制するためには、限られた財源、地域資源、人材をもって、社会環境の変化に的確に対応し、将来にわたり活力ある地域社会を構築していくことが必要です。そのためには、個々の自治体が特色ある地方創生の取り組みを推進していくことはもとより、同時に生活圏や経済圏を同じくする複数の自治体が連携して施策の展開を図り、圏域を活性化していくことが重要であると考えます。
これまで久留米市は、福岡県南地域の中核都市として、医療の充実、産業の集積、文化の振興を図り、地域全体の経済、文化の発展に取り組んで参りました。中でも、古くから経済的な結びつきが強い筑後川流域において、大川市、小郡市、うきは市、大刀洗町、大木町の3市2町とは、時代のニーズや共通する課題に対応するため、様々な分野で広域連携を積極的に進めて参りました。
しかしながら、この圏域においても、平成16年の人口46万8千人をピークに人口減少に転じており、今後さらに人口減少が加速すると推計されています。本圏域が将来的にも持続的に発展していくためには、圏域自治体が相互に協力して新たな魅力を創造し、大都市圏から本圏域への新たな人の流れを創出しなければなりません。
このことを踏まえ、久留米市は、これまでの連携の実績を礎として、大川市、小郡市、うきは市、大刀洗町、大木町の4市2町で新たに「久留米広域連携中枢都市圏」を形成して、住民の生活関連機能サービスの充実はもとより、新たな雇用の場の創出や都市機能の強化など、地域の活力を生み出す様々な施策に取り組み、「住み続けたい、暮らしてみたい、訪れてみたい」と支持される魅力ある圏域の創造を目指して参ります。その中で、久留米市は圏域内の3市2町をけん引していく「連携中枢都市」として、圏域全体の発展のために邁進していくことをここに宣言いたします。

平成27年11月2日 宣言

ドメスティック・バイオレンス(DV)のないまちづくり宣言

人はだれもが、かけがえのない個人として尊重され、安全に安心して暮らす権利をもっています。しかし、DVによる被害は後を絶ちません。
DVとは、配偶者間や恋人同士など親密な関係のなかでおきる、さまざまな暴力のことをいいます。DVは人を暴力で支配する行為であり、体や心を傷つけ、命を奪うことさえある重大な人権侵害です。
DVはいかなる理由があっても許されるものではありません。
久留米市は、市民と協働して、DVのないまちづくりを進めることを決意し、ここに宣言します。

平成22年11月21日 久留米市告示第494号

久留米広域定住自立圏 中心市宣言

現代の日本社会は、少子・高齢化や人口減少、グローバル化、高度情報化、環境との共生やエネルギー問題など、時代の大きな潮流に直面しており、様々な問題が多様化・高度化しながら進展しています。これから迎える本格的な21世紀への道は、都市経営においても、このような環境変化を将来の視点から的確に見極め、自己決定・自己責任の原則のもと、自立した都市づくりが求められています。
そのような環境変化の中、九州一の大河・筑後川にはぐくまれ、筑後平野の中央に位置する久留米市は、水と緑の豊かな自然に恵まれるとともに、交通の要衝に位置しており、古くから筑後地域の中心都市として発展の歴史を重ねてきました。
その久留米市を含む久留米広域圏域は、遠い昔から圏域を横断する筑後川を中心として、歴史や文化、日常生活に至るまで多くの共通性を持ちながら発展し、現代においても、公共交通ネットワークやモータリゼーションの進化により、圏域の住民は、一体的な生活範囲として、市町境・県境を意識することなく日常生活を送っています。
また、4市2町(久留米市、大川市、小郡市、うきは市、大刀洗町、大木町)で構成される久留米広域市町村圏においては、圏域の一体的な発展と住民の利便性向上の観点から、小児救急医療や観光振興などの分野で広域的な取り組みを行っており、行政的な面からも連携を深めています。
しかし、現代の少子・高齢化をはじめとした地方を取り巻く問題は、本圏域においても例外ではなく、今後の本圏域の活性化と発展の継続のためには、圏域の市町村や地域社会が、それぞれの有する都市機能や地域資源を活用し合いながら、一体となってこの問題に対して取り組み、圏域の活力を維持しながら、生き生きと安心して生活していける久留米広域圏域を築き上げることが必要となっております。
こうした状況において、九州の南北軸と東西軸が交差するクロスポイントに位置し、九州各地域との交流に最も利便性が高い本圏域は、九州の経済・文化等の一大交流拠点として今後大きく発展するポテンシャルを秘めております。
久留米市は、これまでの歴史や文化、久留米広域圏域での連携の状況などを踏まえ、圏域市町をはじめとする他の自治体とのネットワークにより、個々の地域が個性を発揮できる魅力と活力にあふれた「久留米広域定住自立圏」の形成を目指し、その中心市として、役割と責務を十分に認識しながら、地域全体の発展のために尽力していくことをここに宣言いたします。

平成21年3月30日久留米市告示第122号

久留米市食育都市宣言

食は、人が生きていくためにはなくてはならない、命の源です。緑豊かな耳納連山と、絶えることのない筑後川の水の流れに育まれた広大なる大地、筑後平野に位置する私たちのふるさと久留米には、豊かな食の恵みがあります。
私たち久留米市民は、ふるさとが生み出す食の恵みと、大地を耕し、ふるさとを培っていただいた先人たちの努力に感謝します。
そして、ふるさとの農業と、地域に伝えられてきた食文化を大切に守り育てます。
私たちは、安全・安心なふるさとの食材を活かして、健全な食生活を実践します。
私たちは、健康で長生きできるよう、規則正しく栄養バランスが良い食生活に努めます。
私たちは、子どもたちが、豊かな人間性を育み、健全な心身をつくり上げていくために、知育、体育、徳育の基礎となる食育を進めます。
私たちは、豊かな食を生み出すふるさとの自然環境を守り、資源を大切にします。
久留米市民みんなが参加し、久留米の食を大切にする「食育都市久留米」の推進をここに宣言します。

平成18年11月11日久留米市告示第386号

ほとめき宣言

「ほとめき」とは、筑後地方の方言で「おもてなし」の意味です。
「家[うち]に来たなら、ほとめくばい。」
昔から、筑後地方では、お客様をあたたかくお迎えし、心のこもったおもてなしをしてきました。
久留米市は、豊かな自然と名所に恵まれたまちです。そして、全国から訪れるたくさんの方々は、私たちの大切なお客さまです。
「久留米に来てよかったです。また来ます。」
私たちは、久留米を訪れた方々に喜んでいただけるように、「ほとめきの心」をもって接します。
行動のしるべ

  1. 私たちは、笑顔でお迎えします。
  2. 私たちは、あいさつをします。
  3. 私たちは、街をきれいにします。
  4. 私たちは、久留米についてのお尋ねに、親切に答えます。

平成17年10月31日久留米市告示第383号

子どもの笑顔があふれるまち宣言

明日を担う子どもたちよ
大きな夢と希望を胸いっぱいに抱いて
自らの道をたくましく切りひらこう
そして、たくさんの心を揺さぶる出会いの中に
ともに未来に続く喜びの構図を描こう
数々の感動が、きっと君たちの心に語りかける日が来るだろう
夢や理想が実現に向かって膨らむ日のために
私たちは責任と自覚、そして勇気をもって
温かく、時には厳しく見守り
ともに行動の一歩を踏み出そう
街中が子どもたちの生き生きとした笑顔や
明るくはじける声で満たされるように

平成14年6月20日議決

人権尊重都市宣言

久留米市は、人権尊重を貫くために「わが町は差別をなくす人間都市」をスローガンとして、差別をなくす市民運動を展開してきた。
しかしながら、今日なお部落差別をはじめ、民族差別・外国人差別・障害者差別・女性差別・いじめなど、さまざまな差別が現存し多くの問題を投げかけている。
したがって、今日の国際的人権確立の潮流を直視するとき、あらゆる差別撤廃のためには、世界人権宣言に謳われている、「すべて人間は生まれながら自由で、尊厳と権利について平等である」との理念を実現することが必要である。
この世界人権宣言の趣旨を踏まえ、決意を新たにして、市民一人ひとりの基本的人権が尊重される地域社会の実現に向けてのさらなる努力を確認し、ここに久留米市を「人権尊重都市」とすることを宣言する。

平成6年12月21日議決

ゆとり創造宣言

私たち久留米市民が生活にゆとりを持ち、充実した自由な時間と潤いのある生活を送ることができるようにすることは、人間性豊かな社会の建設に重要な意味を持つものである。
しかし、我が国の労働時間の現状は、欧米諸国と比較して長く、そのことが多くの市民にとって豊かさを実感できない大きな要因となっている。
ここに我々は「ゆとり創造宣言」を行い、労働時間の短縮、余暇時間の拡大を図り、心身共に安らぎと豊かさを実感できる社会の実現をめざす。

平成4年6月17日議決

ふれあい都市宣言

--「小さな親切」実践都市--
街を美しく 水と緑を大切に
心のふれあい ほのぼのと
老いも若きも 豊かな心
見知らぬ人にも あたたかく
小さな親切 育てよう
久留米市は市民みんなで愛のふれあいを大切にする「小さな親切」運動を街のすみずみにまで限りなく広げていきます。

平成元年1月15日宣言

核兵器廃絶平和都市宣言

恒久平和は人類共通の願望である
戦争の惨禍を二度と繰り返してはならない
そこで、あらゆる核兵器の廃絶を訴え、平和を願って次のとおり宣言する
「久留米市は核兵器の廃絶と恒久平和を願う水と緑の人間都市である。」

昭和59年7月1日宣言

障害者福祉都市宣言

「福祉のしみわたるまちづくり」を推進している久留米市においては、国の施策とともに早くから独自に障害者の福祉増進に努めてきた。
障害者福祉のめざすところは、障害者が地域社会で、家庭で、自由に生活していくことができることである。
このためには、都市環境を改善して、生活圏の拡大をはかるとともに、市民1人1人が一体となり、障害者を包みこむような福祉の心を養ない、障害者にとって、明るく、ゆたかな環境づくりを推進しなければならない。
今年は国際障害者年に当たり、よって、ここに決意を新たにして、久留米市を障害者福祉都市とすることとし、全市民の理解と協力のもとに積極的に住みよいまちづくりにまい進する。

昭和56年8月30日宣言

スポーツ都市宣言

久留米市は、さきに「水と緑の人間都市」づくりを合言葉に全市民の参加と協力のもとに住みよいまちづくりを推進してきた。
人間都市の基本は、市民のすべてが心身の健康を確保し、明朗、活達な生活を営み、友愛にみちた地域社会の創造にある。
われわれはスポーツを愛し、すべての人があらゆる機会と場所を利用し、スポーツを通じて健康でたくましい心とからだをつくり、豊かで明るく活力ある地域社会を実現させるため、ここに、久留米市を「スポーツ都市」として宣言する。

  1. スポーツでつくろう市民の健康
  2. スポーツでつくろう市民の連帯
  3. スポーツでつくろう市民の活力

昭和49年12月21日議決

暴力追放都市宣言

暴力の絶滅を期しての長年にわたる官民一体の努力にもかかわらず、依然として暴力の根は絶やされていない。
最近再び暴力団の動きが活発になり、市民の生活は脅かされ地域社会に暗い影をなげかけている。とくに暴力の集団化と凶暴な暴力事犯が表面化してきた今日、暴力を徹底的に追放して、市民生活の安全と明るい地域社会を確立するため、市民一丸となってこれに当らなければならない。ここに我々は久留米市を「暴力追放都市」として宣言する。

昭和47年6月25日議決

交通安全都市宣言

経済の進展に伴う交通の輻輳(ふくそう)は、いよいよ激甚となりこれによる交通事故の続出は大きく社会問題化している。
わが久留米市周辺の交通事情も極めて深刻となり、特に本市は筑後地方における経済の中心都市として周辺市町村を結ぶ交通の要衝をなし、都心部を縦断する国道と西日本鉄道が交叉し、交通量の増大によってその混雑に一層拍車をかけている。
これがため交通事故が頻発し、尊い生命財産に対する脅威はますますつのるばかりである。
かかる交通禍の脅威を除き市民生活の安全を確保するため、交通環境の改善を推し進めるとともに市民一丸となって安全交通の自覚に徹することは刻下の急務であることを痛感する。
よって全市民とともに交通安全の理想を達成するため、ここに久留米市を「交通安全都市」とすることを宣言する。

昭和37年10月5日議決

久留米市の憲章

久留米市高齢者憲章

憲法にうたわれている基本的人権が尊重され、いつまでも生きがいや自信を持ち、健やかに暮らせる地域社会を築くことは、すべての人の願いです。
わたしたち久留米市民は、高齢者が家庭や社会において大切にされ、ともに幸せに暮らすことができる、いきいきと明るい長寿社会を願い、市民と行政が一体となって、豊かでうるおいのある福祉のまちづくりを進めるために、この憲章を制定します。
(健康と自立への努力)

  1. 自ら心身の健康づくりに努め、経済的・社会的・生活的な自立をめざします。(生涯学習と社会参加の促進)
  2. 高齢者が生涯を通じて学習でき、社会の一員として生きがいをもって活躍できるまちをつくります。(保健・医療・福祉の充実)
  3. 豊かな医療環境を活かし、保健・福祉を充実して、高齢者が安心して健やかに暮らせるまちをつくります。(生活環境の整備)
  4. 水と緑に囲まれた自然環境との共生をはかり、高齢者が安全で快適に暮らせるまちをつくります。(安らぎのある家庭と地域の連帯)
  5. 家庭の安らぎや地域の温かいふれあいに満ちた、高齢者にやさしいまちをつくります。

平成8年11月20日久留米市告示第220号

久留米女性憲章

わたくしたちは、「男女共同参画社会 久留米」をめざし、人間としての自立と平等を基本理念として、家庭で、学校で、職場で、地域で、生涯を通じ、男女がともにのびやかに豊かに生きる新しいまちづくりを進めるために、この憲章を定めます。

  1. 男女平等をあらゆる場、あらゆる機会で進めます。
  2. 男女がともに自立し、いきいきと暮らせるまちをつくります。
  3. 男女があらゆる分野にともに参画できるまちをつくります。

昭和63年10月1日久留米市告示第103号
附則(平成8年9月1日告示第174号)
この久留米女性憲章は、平成8年9月1日から施行する。

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