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私たちの食卓を支える、久留米市の卸売市場のご紹介
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更新日:2024年03月26日
17時21分
私たちの豊かな食生活を支える大事な仕組み「卸売市場」
私たちの毎日の暮らしに欠かせない魚・野菜・果物などの生鮮食料品を、実際に現物を見て取引を行い、多くの消費者に届けるための場所、それが「卸売市場」です。
卸売市場は、スーパーマーケット・小売店・飲食店などの仕入れの場。いわば、「お店のお店」です。
久留米市の卸売市場ってどんなところ?
- 久留米市中央卸売市場は、久留米市諏訪野町にあります。石橋文化センターのすぐ近くで、野菜や果実を扱う青果部と、魚介類を扱う水産物部があります。
- 広さは福岡ドームのグラウンド3個分で、卸売場や事務所、冷蔵庫・活魚槽などの施設があります。
- 久留米市は、福岡県ナンバーワンの農業都市で、たくさんの野菜・果物が作られています。そのため、青果部には久留米産の新鮮な野菜や果物がたくさん集まってきます。また、久留米周辺では育てていない農作物など、日本各地から多種多様な野菜・果物も集まってきます。
- また、久留米は海に面していないため、魚が獲れる港がありません。そこで水産物部では、福岡や唐津、天草などの市場から、冷蔵車に乗って魚介類が運ばれてきます。サーモンなどは外国から凍ったまま運ばれてきます。
- このように、久留米市卸売市場は、日本各地や外国から多種多様な野菜・果物・水産物を集めて取引を行い、お店を通じて皆さんの食卓に届けているのです。
生鮮食料品の流通の仕組み
- 生鮮食料品は、いたみやすいので新鮮さが重要です。卸売市場では素早く取引が行われ、新鮮なまま市内のお店に運ばれていきます。
- 卸売市場では、このような人達が働いています。
卸売業者:生産者から品物を集める
仲卸業者:市場内にお店を持ち、小売店などに販売する
売買参加者:市場の外にお店を持ち、消費者へ品物を販売する
- 彼らが長年培ってきた目利きの力で、数量や品質に見合った適切な価格をつけています。
- また、市民の皆さんに安全・安心な生鮮食料品を届けるため、久留米市保健所が定期的に、青果物の残留農薬検査、生かきの品質検査、毒性があるふぐが市場に出回っていないかの監視を行っています。
久留米市の卸売市場でお買い物はできる?
卸売市場は、スーパーマーケット・小売店・飲食店などの仕入れの場ですので、原則として一般の方はお買い物できません。しかし、毎月第三土曜日に一般開放イベント「いちばdeマルシェ」を開催しています。詳しくはこちらをご覧ください。
毎月第三土曜日は「いちばdeマルシェ」
市場ではどんなことが行われている?
- 久留米市中央卸売市場を紹介する動画、『久留米の大きな台所「久留米市中央卸売市場」」をぜひご覧ください。早朝に行われるせりの様子や、マイナス50度の冷凍庫や市場の「いけす」など、市場の中の施設の様子がわかります。
- 市場で水産物の仕入れをするプロが実演する動画、『市場の魚のプロに学ぶ「魚のさばき方」』もあります。二枚おろし、三枚おろし、大名おろし、そして魚のプロの技が光るヒラメの五枚おろしの様子を見ることができます。
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