トップ > 創業・産業・ビジネス > 開業・創業支援 > 創業の基礎知識 > 創業の形態
0100
更新日:2017年07月10日 10時40分
個人と法人では、いろいろな項目においてそれぞれ違いがあります。一覧表で比較してみてください。
項目 | 個人 | 法人(株式会社の場合) |
---|---|---|
開業手続きと費用 | 比較的簡単で費用もあまりかからない。 | 会社設立登記手続きに手間と費用がかかる。 |
事業の内容 | 原則として、どんな事業でもよく、変更は自由である。 | 事業内容は定款に記載し、その変更には定款の変更登記手続きが必要である。 |
社会的信用 | 一般的に、法人に比べてやや劣る。 | 一般的に、信用力に優れ、大きな取引や金融機関からの借り入れ、従業員の募集などの面では有利である。 |
経理事務 | 会計帳簿や決算書類の作成が簡易である。 | 会計帳簿や決算書類の作成が複雑である。 |
事業に対する責任 | (無限責任) 事業の成果はすべて個人のものとなるが、事業に万一のことがあると、個人の全財産をもって弁済しなければならない。 |
(有限責任) 会社と個人の財産は区別されており、会社を整理するときには、出資分を限度に責任を負う。 ただし、代表者等は取引に際し連帯保証をするケースが多く、この場合は保証責任を負うことになる。 |
社会保険 | 事業主は政府管掌の健康保険にも厚生年金にも加入できない。国民健康保険、国民年金に加入することになる。 | 役員も会社が加入すれば、政府管掌の健康保険にも厚生年金にも加入できる。 |
事業主の報酬 | 事業利益が事業主の報酬となる。 | 経営者の給与は、役員給与として経費になる。 |