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更新日:2026年03月11日 11時54分

久留米絣は、肥沃な大地と水に恵まれ、綿花栽培が盛んだった筑後川流域において発展してきました。『加寿利』(後の久留米絣)は、江戸時代後期1800年頃、久留米藩の城下に生まれた井上伝(1788年-1869年)という13歳の少女により考案されました。着古した藍染の着物の色が一部抜け落ちて斑点模様になっていることをヒントに、白糸の染めたくない部分を糸で括って藍汁で染め、紺と白のまだらの糸で織ることで、輪郭がにじんだような優しい風合いの『加寿利』を生み出しました。
通気性が良く、丈夫なことから普段着や作業着として定着しましたが、戦後の生活様式の変化や化学繊維の普及により産地は苦境に立たされました。職人たちは伝統技術を守り続け、1957年に重要無形文化財、1976年には国指定の伝統的工芸品に指定されました。
現在は、伝統技術の保存や向上といった作家的な活動を維持しつつ、洋服や小物・インテリアなど現代の暮らしに寄り添う工芸としても注目を集めています。2025年の大阪・関西万博では久留米絣の価値・魅力が評価され、「技術・伝統ミャクミャク賞」を受賞するなど、新たな価値や可能性を追求し続けている産地です。
久留米絣は先染めの織物で、糸の段階で染色した後に、糸を織って柄を生み出します。白い木綿の糸を麻で括り、染まらない箇所を作ったうえで藍染めして斑模様を作り、別の染めパターンの糸を縦横に折り合わせることで、さまざまな布面を生み出します。
図案・括り・染め・織りまで30以上の緻密な工程を、高度な技術をもつ職人たちが分業制で担い、完成に数ヶ月を要する久留米絣は、絣模様の精巧さと藍染めの美しさ、重厚な質感、素朴な風合いなどが特徴です。
をご覧ください。
日時:令和8年3月14日(土曜日)・15日(日曜日)10時00分から17時00分
場所:公益財団法人久留米地域地場産業振興センター(地場産くるめ)〔久留米市東合川5丁目8番5号〕
問い合わせ先:久留米絣協同組合
電話番号:0942-44-3701
久留米絣の創始者『井上伝』が現代にタイムスリップし、久留米絣関係者との出会いを通じて、久留米絣が現代に受け継がれていることを知り、安心するというストーリーです。
くるめふるさと大使の植田真梨恵さんによる書き下ろし曲(主題歌と挿入歌)がここでだけで視聴できます。
主題歌『勿忘にくちづけ』
挿入歌『go for the sun』
公開サイト:地場産くるめホームページ (https://www.jibasankurume.jp/)
製作・著作 :公益財団法人久留米地域地場産業振興センター