トップ > 観光魅力・イベント > 文化財・歴史 > 埋蔵文化財 > 新元号「令和」と久留米のつながりをご紹介します!

新元号「令和」と久留米のつながりをご紹介します!

更新日:202203071104


「令和」の由来となった「梅花の宴」に筑後国司も出席していました!

梅の花今盛りなり思ふどち挿頭にしてな今盛りなり
意訳:梅の花が今盛りだね。気の合う仲間たちよ、頭に挿して遊ぼうよ!梅の花が今盛りだからね!
この歌は、新元号「令和」の由来となった天平二年梅花の宴で、当時の筑後国府の長官だった葛井大成(ふじいのおおなり)が詠んだ歌です。筑後国府は奈良時代に各国に設置された役所の一つであり、現在の久留米市合川町から御井町一帯にありました。

葛井大成(ふじいのおおなり)とは

筑紫歌壇の万葉歌人葛井大成百済(くだら)王族の子孫であった葛井大成は、万葉集に3首掲載されている歌人でもあり、筑紫万葉歌壇の主要な人物です。天平2年当時、筑後国府の長官でした。筑後国府は、大宰府に最も近い国の役所であり、葛井大成は大宰府の大伴旅人のもとに頻繁に通って親交を深めていたようです。もっと詳しく天平2年梅花の宴と葛井大成について知りたい方は「新元号「令和」と久留米の意外なつながり万葉歌人葛井大成」PDFファイル(865キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。
筑紫歌壇の万葉歌人葛井大成のイメージ画像

葛井大成の職場、筑後国府とは

筑後国府跡の風景写真、遺跡の概要を説明する案内板と筑後国府跡の遺跡名を刻まれた石碑が写っています
筑後国府跡についてもっと知りたい方は、久留米の遺跡を歩こう「筑後国府跡」をご覧ください。

このページについてのお問い合わせ

 市民文化部文化財保護課
 電話番号:0942-30-9225 FAX番号:0942-30-9714 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

▲このページの先頭へ


チャットボットを閉じる
AIチャットボット(別ウィンドウで開きます)