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新型コロナウイルス感染症に関する子どもの心のケアについて
更新日:2024年03月28日
11時22分
新型コロナウイルスの感染症の拡大や、拡大防止のための外出自粛・休業などの影響によって、子どもたちの生活にも大きな変化が生じています。子どもはストレスによる影響を受けやすいため、長期にわたる外出自粛や休校によって、心と身体に様々な変化をきたしているかもしれません。
さらに、長期間の休校が終わり、学校が再開すると、学校に行くことが「生活リズムや対人関係の大きな変化」としてストレスになることも考えられます。このような状況下では、不安や恐怖、怒りなどの感情が生じやすくなる「心の変化」や、不眠などの「身体の変化」が起こりやすくなります。これらの変化は「誰にでも起こりうる自然な反応」で、ほとんどの場合、自然におさまっていきます。
しかし、子ども自身は、ストレスによる自分自身の心や体の変化に気づきにくく、対処方法も大人のように身についているわけではないため、周りの大人がそうした心の不調に気づくことが大切になります。
「お子さんに変わった様子はありませんか?」チラシ(652キロバイト)
子どもがストレスを感じたときにあらわれる行動
乳幼児(6歳くらいまで)
- 上手に話せない、指しゃぶりやお漏らしをする
- 寝つきが悪い、夜泣きをする
- 特定のものや場所を怖がる、不機嫌な状態が続く
- 大人にしがみつく、離れたがらない
小学生
- 自分で出来ることも手伝ってもらおうとする、甘える
- 怖い夢を見る、怖がって泣く
- 落ち着きがなくなる、はしゃぎすぎる、集中できなくなる
- 反抗的になる、わがままを言う、いじめる
- 起きている出来事を遊びとしてくり返す
- 学校に行きたがらない、学校での出来事を話したがらない
中学生・高校生
- 寝つきが悪い、夜中に目が覚めたりする
- 頭痛や腹痛などを訴える、食欲がなくなる、過食になる
- 落ち着きがなくなる、勉強や物事に集中できなくなる
- 家族や仲間との付き合いを嫌がる、学校に行きたがらなくなる、ひきこもる
- 手伝いなどこれまで出来ていたことが出来なくなる
- 不満や絶望感を感じることが多くなる
- よく話すようになる・多活動になる
相談してみましょう
保護者の皆さんも、子どもたちと同様に心と身体に変化が起きやすい状況です。生活リズムを取り戻すことや家族でリラックスをして会話することなど、できることをやってみるとともに、「子供を支える側だから」と頑張りすぎず、市の相談窓口などへご相談ください。
- 様々な悩み、不安など、こころの健康相談
久留米市保健所 保健予防課
電話:0942-30-9728 FAX:0942-30-9833
(祝日・年末年始をのぞく、月曜日から金曜日の8時30分~17時15分)
久留米市こころの相談カフェ(要予約)
電話:0120-905-399(予約専用)
(予約受付時間:祝日・年末年始をのぞく、月曜日から金曜日の8時30分~17時15分)
(注意)開設日時や場所は予約専用窓口にお問い合わせください
- 学校のことに関する相談
久留米市教育委員会 学校教育課
電話:0942-30-9217 FAX:0942-30-9719
(祝日・年末年始をのぞく、月曜日から金曜日の8時30分~17時15分)
- 妊娠・出産、就学前のお子さん、就学後18歳までのお子さんの相談
久留米市こども子育てサポートセンター
電話:0942-30-9302 FAX:0942-30-9718
(祝日・年末年始をのぞく、月曜日から金曜日の8時30分~17時15分)(注意)木曜日は19時00分まで延長
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