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更新日:2025年04月11日 11時13分
久留米市内の図書館で受け入れたYA向けの新着図書をご紹介します。下記のリンクから、新着資料ページを見ることができますので、「ヤングアダルト」の項目をクリックしてください。
各図書館のYAコーナーを担当している司書が、10代の皆さんに読んでもらいたいおすすめの本をご紹介します。読んでみたいと思ったら、図書館推奨資料のページ内「YA担当司書のおすすめ本」リストから予約ができます。また、窓口でも予約ができますので、お近くの図書館でお気軽にお尋ねください。
『地獄の楽しみ方』
京極 夏彦/著 講談社 2019年11月
【おすすめコメント】
私たちが普段何気なく使っている”言葉”が持つおもしろい特性について、人気作家の京極夏彦さんがわかりやすく教えてくれます。(中央図書館YA担当司書)
『もしキミが、人を傷つけたなら、傷つけられたなら』
犯罪学教室のかなえ先生/著 フォレスト出版 2022年8月
【おすすめコメント】
もし自分が犯罪に巻き込まれたら。もし自分が加害者になってしまったら?この本は、元・少年院の先生でありVtuberでもある著者が、10代に向けて書いた”犯罪”についての本です。(中央図書館YA担当司書)
『あした、弁当を作る。』
ひこ・田中/著 講談社 2023年2月
【おすすめコメント】
手作り弁当を重いと感じたことはありますか?いままで普通に食べていた弁当が食べられなくなった男子中学生のタツキは、ある日を境に自分で弁当を作ることに決めます。この本は、過干渉な母と高圧的な父を持つ主人公の自立や成長を描く物語です。(六ツ門図書館YA担当司書)
『私は存在が空気』
中田 永一/作、新井 陽次郎/絵 ポプラ社 2021年3月
【おすすめコメント】
超能力を持った彼、彼女たちの日常を垣間見るような6つの短編集。郷土出身作家の作品です。
(田主丸図書館YA担当司書)※田主丸図書館は浸水被害のため休館中です。現在、仮出張所を開設中です。
『10代の脳とうまくつきあう』
森口 佑介/著 筑摩書房 2023年8月
【おすすめコメント】
いわゆる「頭の良さ」だけで人生の幸福度が決まるわけではありません。発達途中の10代の脳にとって大切な「非認知能力」について解説した一冊です。(北野図書館YA担当司書)
『いっしょに翻訳してみない?』
越前 敏弥/著 河出書房新社 2024年4月
【おすすめコメント】
この本は翻訳家である著者が中学2年生を対象に行った夏の特別授業を一冊にまとめたものです。オー・ヘンリーの『二十年後』という作品の翻訳を、著者と生徒の会話の中で進んでいきます。読み進めるにつれて読者というよりみんなと一緒に授業に参加しているような気分になれます。翻訳には英語力だけじゃなく日本語力も必要になる、そんなことを楽しみながら学べる一冊です。(城島図書館YA担当司書)
『世界に挑む!デフアスリート 聴覚障害とスポーツ』
森埜 こみち/著 ぺりかん社 2024年11月
【おすすめコメント】
"デフスポーツ"という言葉を聞いたことはありますか?「デフ」=「deaf」という英語で、聞こえないことを意味します。この本では、様々な競技でデフスポーツの世界大会であるデフリンピックを目指す人たちのインタビューを読むことができるほか、ろう教育の歴史や言語など、「聞こえない・聞こえにくいこと」についてわかりやすく知ることができます。
(三潴図書館YA担当司書)
『普通のノウル』
イ ヒヨン/著 山岸 由佳/訳 評論社 2022年10月
【おすすめコメント】
母子家庭で育った17歳のノウル。16歳で自分を産み育ててくれた母親に幸せになって欲しいと願っていますが、恋人候補にあがったのは自分の親友の兄でした。母親には6歳も年下のパートナーより”平凡なパートナー”と幸せになって欲しいのに・・・。悩むノウルの日常生活には「普通」という言葉が見え隠れします。皆の言う「普通」とは何か。YA世代に向けた韓国文学です。(中央図書館YA担当司書)
『タイム・スリップ芥川賞 「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学入門』
菊池 良/著 ダイヤモンド社 2022年1月
【おすすめコメント】
博士と少年の会話から、たのしく芥川賞の歴史を学べます。読んでいるうちにきっと芥川賞作品に興味が出てくるはずです。(六ツ門図書館YA担当司書)
『13歳からの考える練習』
マツダ ミヒロ/著 きずな出版 2022年10月
【おすすめコメント】
友達や自分、将来、部活・勉強、恋愛、家族まで、中高生が抱える悩みに対して、考えるきっかけになる質問やヒントを掲載。「答え」ではなく「悩みを解決するための考え方」をそっとアドバイスしてくれます。(田主丸図書館YA担当司書)
『教室に並んだ背表紙』
相沢 沙呼/著 集英社 2020年12月
【おすすめコメント】
中学校の"図書室"を舞台に、6人それぞれの思いが交錯する全6編連作短編集。「居場所」を見失ったときにこそ感じ、見えてくるもの。焦りや不安、ふとした瞬間の喜びなど…。繊細かつリアルな描写に心が癒され、少しだけ前を向く気持ちになれる本です。(田主丸図書館YA担当司書)
『ウィズ・ユー with you』
濱野 京子/作 くもん出版 2020年11月
【おすすめコメント】
苦しいのに助けてと言えない。支えたいのに方法が分からない。お互いの立場を丁寧に描いた希望の物語です。あなたには、頼れる人はいますか?進路に悩む人にもおすすめです。(北野図書館YA担当司書)
『ほんとうの多様性についての話をしよう』
サンドラ・ヘフェリン/著 旬報社 2022年7月
【おすすめコメント】
作者の体験談などをもとに書かれており、「ほんとうの多様性」について考えさせられる1冊です。様々な人たちが住みやすい社会をつくる上でのヒントになるはずです。(城島図書館YA担当司書)
『君は君の人生の主役になれ』
鳥羽 和久/著 筑摩書房 2022年10月
【おすすめコメント】
この本は10代に向けた自分の人生を生きるための指南書です。大人によく思われたくて、いい子になろうとしていませんか?その結果、好きにふるまえず、自分特有の生き方を見失っているかもしれません。学校や社会、そして家庭からの同調圧力や価値観の押し付けなどの様々な理不尽さに悩んでいる人を励ましてくれるそんな1冊です。(城島図書館YA担当司書)
『中学生のおうちノート術 モチベも点数もめきめきアップ!』
みおりん/著 実務教育出版 2022年10月
【おすすめコメント】
中学生に向けた自宅学習のノートの作り方が教科別にわかりやすく紹介されているほか、保護者ができるノート勉強のサポート術なども掲載されています。ノートの取り方がわからないという中学生の参考になる1冊です。(三潴図書館YA担当司書)
『貸本屋七本三八の譚めぐり』
茶柱 まちこ/著 アルファポリス 2023年5月
【おすすめポイント】
「本」に特別な力が宿っていて、使い方次第では薬にも毒にもなる世界。書物をこよなく愛する貸本屋の店主である七本三ハチ(ななもとみや)が、本の力を使って悩める者を導くミステリーです。(三潴図書館YA担当司書)
各図書館のYAコーナーに置いている本を、テーマごとに見ることができます。その時々の興味や気分に合わせて、本を選んでみませんか。下記のリンクからジャンル検索のページに移動し、YA(ヤングアダルト)の項目をクリックしてください。
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