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更新日:2022年06月09日 16時36分
令和3年4月1日から令和4年3月31日治療終了分の申請は、令和4年4月28日(木曜日)にて終了しました。
令和4年4月からの保険適用に伴い、助成制度は令和3年度で終了となります。ただし、令和4年度においては、保険適用の移行期間として、治療計画に支障が生じないよう、「年度をまたぐ1回の治療」については助成制度の対象となります。
令和3年度までの助成制度による対象者のうち
助成対象者、助成期間(年齢制限)、助成回数算定の考え方、助成上限額、申請に必要なもの等については、以下の「令和3年度助成制度について(令和3年4月1日から令和4年3月31日治療終了分)」と同じです。
久留米市では特定不妊治療(体外受精及び顕微授精)に係る費用の一部を助成しています。また、特定不妊治療にいたる過程の一環として行われた男性不妊治療(精巣または精巣上体からの精子採取手術を実施した場合)についても助成します。
助成の対象となるのは、下記の1〜4の条件すべてに該当する方とします。
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指定医療機関名 | 住所 | 電話番号 | 医療機関情報1 | 医療機関情報2 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 久留米大学病院産婦人科 | 久留米市旭町67 | 0942-35-3311 | 必須様式(久留米大学病院)![]() ![]() |
任意様式(久留米大学病院)![]() ![]() |
2 | いでウイメンズクリニック |
久留米市天神町4-1 |
0942-33-1114 | 必須様式(いでウイメンズクリニック)![]() ![]() |
任意様式(いでウイメンズクリニック)![]() ![]() |
特定不妊治療に至る過程の一環として、指定医療機関で行われた精巣または精巣上体からの精子採取手術(例、TESE、MESA、TESA、PESA等)を実施した場合の費用が対象です。ただし、治療内容が、以前に凍結した胚を解凍して胚移植を実施したもの及び保険診療である場合は対象となりません。
男性不妊治療の1回の治療の助成上限額は30万円です。
男性不妊治療は、特定不妊治療の申請とあわせて行ってください。
男性不妊治療のみでの助成はありません。ただし、主治医の治療方針に基づき、特定不妊治療の一環として採卵前に男性不妊治療を行ったが、精子が採取できず治療が終了した場合に限り、男性不妊治療のみでの助成を対象とします。
TESE:精巣内精子回収法
MASA:精巣上体精子吸引法
TESA:精巣内精子吸引法
PESA:経皮的精巣上体精子吸引法
【助成回数のリセットについて】
子ども1人ごとの助成となりますので、過去助成を受け出産された場合は、助成回数のカウントのリセットを行います。また、過去助成制度を利用したが結果的に自然妊娠や自費により出産に至った場合もリセットの対象となります。死産(妊娠12週以降)の場合もリセットの対象です。
リセット後の助成上限回数は、リセット後に初めて助成金申請をした時の治療開始日の妻の年齢で下記のとおり決定します。
【助成回数リセットの考え方および例示】
助成回数リセットは、リセットすることにより受けられる助成回数が増加する場合に行うことができます。(例2、3参照)
例 | リセット後の助成回数 |
---|---|
(例1)妻が33歳の時に2回の助成を受け、第1子を出産。その後35歳で第2子のための治療を再開した場合。 | 6回 |
(例2)妻が38歳の時に2回の助成を受け、第1子を出産。その後40歳で第2子のための治療を再開した場合。(リセットしなければ残り4回、リセットすると助成回数3回となるためリセットしない) | 4回 |
(例3)妻が38歳の時に5回助成を受け、第1子を出産。その後40歳で第2子のための治療を再開した場合。(リセットしなければ残り1回、リセットすると助成回数3回となるためリセットする) | 3回 |
(例4)妻が40歳の時に2回の助成を受け、第1子を出産。その後42歳で第2子のための治療を再開した場合。 | 3回 |
ご不明な点は窓口(子ども未来部こども子育てサポートセンター)にご相談ください。
申請に必要な書類は「不妊に悩む方への特定治療費支援事業申請書」からダウンロードできます。
(注意1)助成回数のリセットをされる方は、子の確認が必要になりますので、上記3の書類で確認できない場合は、確認できる書類を追加で提出していただく場合があります。妊娠12週以降の死産の場合は、親子(母子)健康手帳または死産届の写し等の死産が確認できるものが必要になります。
【申請期限にご注意下さい】
申請は、不妊治療(薬品投与~妊娠の判定)1回ごとに終了した日から原則30日以内に行ってください。
1年度(当年4月1日~翌3月31日)の間に終了した治療の申請期限は翌年度の4月末までです。
これ以降は予算の都合上お支払いできませんのでご注意ください。
(例:令和4年4月1日~令和5年3月31日の間に治療が終了した場合は、令和5年4月28日(金曜)までが申請期限)
特に、年度末(3月下旬)に治療が終了した場合は、申請期限が30日より短くなる場合もございますのでご注意ください。
(注意1)「1年度」とは、当年4月1日から翌3月31日までの1年間を指します。
(注意2)治療が終了した日(治療終了日)は、申請書類の「不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明書」の「今回の治療期間」欄の終わりの日です。
助成金の振り込み時期は、申請書の提出日からおおむね2か月となります。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、特定不妊治療を受けているご夫婦が治療の延期などを余儀なくされることが想定されます。このため、厚生労働省からの通知を受けて、下記のように年齢条件を緩和します。事実婚の方や所得制限超過の方は対象外です。
(注意1)治療開始日が令和2年度中または令和3年度中が対象です。
(注意2)申請の際はご夫婦の合計所得を確認させていただきます。令和4年6月以降の申請については、令和3年中又は平成30年中のご夫婦の合計所得が730万円未満の方が対象です。
(注意3)令和3年または平成30年の翌年1月1日時点に久留米市に住民票がない方は、その時点で住民票がある市町村で所得証明書を取得ください(住民税決定通知書等の所得が確認できる公的書類も可)。住民票がある方は、「所得証明書の効用請求に関する承諾書」をご記入いただくことで所得証明書の添付を省略することができます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、久留米市では、郵送での申請も可能とします。郵送での申請を希望される場合は、必要な書類をすべて揃え、久留米市こども子育てサポートセンターまで送付してください。(郵送料は自己負担となります)
(注意事項)
久留米市子ども未来部こども子育てサポートセンター 母子保健チーム
電話:0942-30-9731
住所:〒830-8520 久留米市城南町15-3 久留米市役所16階 こども子育てサポートセンター
不妊や女性の身体などでお悩みの方を対象に、助産師がご相談に応じます。相談は電話による予約が必要です。詳細は『女性の健康相談』のページをご覧ください。
また、保健師等が相談に応じる不妊専用ダイヤルもあります。
不妊等に関する情報を『妊活・不妊・不育症に関する情報コーナー』のページに掲載しています。
厚生労働省が行った調査によると、仕事と不妊治療の両立ができず、16%の方が離職しています。仕事と不妊治療の両立について職場での理解を深め、働きやすい環境を整えていくことが重要です(厚生労働省ホームページ)
企業側に、不妊治療中であることを伝えたり、企業独自の仕事と不妊治療を両立支援するための制度等を利用する際に使用することを目的とした「不妊治療連絡カード」(厚生労働省)(487キロバイト)
があります。企業や職場と仕事と不妊治療の両立を行う従業員の方をつなぐツールとしてご活用ください。
リーフレット「仕事と不妊治療の両立支援のために(働きながら不妊治療を受ける従業員へのご理解をお願いします)」(厚生労働省)(1705キロバイト)