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更新日:2026年07月31日 12時00分
令和8年11月末まで各種がん検診を実施しています(胃内視鏡検査は令和9年3月末まで)。
がんは、早期発見と早期治療が大切。定期的に受診しましょう。
【問い合わせ先】健康推進課(電話番号:0942-30-9331、FAX番号:0942-30-9833)
市は、定期的ながん検診の受診を勧めています。今回は、胃がんについて、久留米総合病院消化器内科診療部長の向笠道太さんに聞きました。
胃がんは、日本人に多いがんの一つです。罹患(りかん)数は第3位、死亡数は第4位で、毎年約3万7千人が亡くなっています。しかし、胃がんは早期に見つけることができれば治る可能性が非常に高いがんでもあります。早期発見できた場合の5年相対生存率は96.7%ですが、他の臓器に転移してから発見された場合は6.6%と、主要ながんの中でも特に低くなります。早期に発見できるかどうかが、その後の経過を大きく左右します。
初期症状はほとんどなく、胃痛や、出血に伴う貧血の症状が出た時には、すでに相当進行していることも少なくありません。だからこそ、検診を定期的に受け、症状が出る前に見つけることが何より大切です。
検診方法は、胃部エックス線(バリウム)と胃内視鏡(胃カメラ)の2種類があります。医療機関で行うのは胃内視鏡検査。内視鏡は口から管を入れる方法に加え、最近では鼻から細い管を入れて検査できる医療機関も増え、自分に合う方法を選べるようになりました。また、医療の進歩により、早期のがんは従来の開腹手術のように胃を切除せず内視鏡による治療が可能に。体の負担が少なく、早期回復が望めます。
胃がんの最大の原因はピロリ菌感染です。衛生環境の改善により感染者は減っていますが、喫煙や塩分の過剰摂取も発症のリスクを高めると言われています。胃がんは50代から増加し始め、60代以降に急増。検診の対象は、50歳以上の偶数年齢(令和9年4月1日時点)の人です。毎日忙しく過ごしている人こそ、後悔しないよう、2年に1回の検診の機会を逃さず、自分の体としっかり向き合ってほしいと思います。