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くるめ支え合うプランへの意見を募集

更新日:202511281000


できることから始めて地域をポカポカに

 令和8年4月にスタートする「第2期くるめ支え合うプラン」の策定が進んでいます。地域のつながりを作る計画。市民の皆さんの意見を募集します。
【問い合わせ先】地域福祉課(電話番号:0942-30-9175、FAX番号:0942-30-9752)

 人口減少や単身世帯の増加などを背景に、地域のつながりが希薄になっています。地域で必要なことやできることを考える「支え合い推進会議」として、子どもたちの居場所を開く原学さんに聞きました。

鳥飼校区に居場所が誕生

 私はこれまで「鳥飼校区支え合い推進会議」のメンバーとして、高齢者のごみ出し支援などをしてきました。活動が軌道に乗る一方、校区内で小学4年生以上は学童保育所に入れないという情報が。これからも地域の交流が続くようにと、令和7年の4月からコミュニティセンターで子どもの居場所作りを始めました。今は、月2回と夏休みに開催していて、1年生から5年生まで約10人が遊びに来てくれます。

見守るくらいの気楽さで

 居場所の名前は「とりポカホーム」。小学校の全児童に、名前を募るチラシを配ったところ、「鳥飼でポカポカした場所がいい」ということで名付けてくれたんですよ。
 私は、子どもたちと接する上で気を付けている点が2つあります。まずは喜んでくれる場所にすること、そして優しく見守ることです。子どもも大人も心地良く過ごしたいので、管理や指導をするのではなく、座って見ているくらいの気楽さでやっています。それが長く続く秘訣(ひけつ)ですから。
 私たちが気負っていないので、子どもたちもすぐ仲良くなります。違う年齢同士で交わるので、さながら昔の子ども会のような雰囲気に。保護者からも「こういう場所があってよかった」と喜ばれています。
 地域にはさまざまな課題がありますが、自分たちにできることを続けながら、末永く見守っていきたいと思います。

ここのおじちゃん優しいよ

 弟と一緒に通う渡部裕斗さん(鳥飼小4年)は、「フリスビーやモルックなどの遊びが楽しい。ここのおじちゃんたちは、言い方が優しくて、遊び方も教えてくれる。とりポカに来るのが楽しみです」と話しました。
 地域の課題に対し、できることから始めることで安心して暮らせるまちができます。市は、取り組みについてまとめた「くるめ支え合うプラン」への意見を待っています。

くるめ支え合うプラン

 「くるめ支え合うプラン」は、地域共生社会を目指し、誰もが自分らしく幸せに暮らせる地域を作るための計画です。期間は令和8~12年度。支え合う心や地域を育み、みんなが安心できる仕組みを作るため、6つの取り組みを進めます。

【目指す姿】みんなでつくる 支え合うこころあふれるまち くるめ

パブリックコメントを募集

 パブリックコメントとは、市の基本的な政策や条例、計画などを作る過程で、趣旨や内容を広く市民の皆さんに公表し、意見を求め、それらを考慮して案の作成を進めていく制度です。提出書類などは返却しません。個人情報は、個人情報の保護に関する法律に基づき適正に管理します。なお、意見を出した人への個別の回答はしません。

このページについてのお問い合わせ

 総合政策部広報戦略課
 電話番号:0942-30-9119 FAX番号:0942-30-9702 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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