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久留米市こども計画策定・子育て施策
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更新日:2025年10月31日
10時00分
久留米市こども計画が始まります
市は、こどもや若者が夢や希望を持って、健やかに成長できる環境整備を進めるため、「久留米市こども計画」を策定しました。こどもの笑顔があふれる久留米市を目指し、さまざまな施策を進めます。
健やかに成長できるように
計画の対象は、全てのこどもや若者、子育てに関わる人。「こどもの笑顔があふれるまちづくり」を基本理念に、こども・若者や子育てを地域社会全体で支援し、安心してこどもを生み育てられる環境をつくります。そして、全てのこどもたちが夢や希望を持って幸せに成長でき、笑顔あふれるまちを目指します。
そのためには、主役であるこどもたちの意見も聞き、その視点を大切にした取り組みを進めていく必要があります。その第一歩として、計画策定のためのワークショップを開催。今後取り組むべきことについて、こどもたちならではの意見やアイデアが出ました。
こどもたちが自分を大切に、自分らしく育つことができるよう、こどもや子育てに関わる取り組みを総合的・計画的に進めます。
【問い合わせ先】子ども政策課(電話番号:0942-30-9227、FAX番号:0942-30-9718)
【基本理念】こどもの笑顔があふれるまちづくり
- 【基本目標1】こども・若者の権利を保障する
生まれながらの権利の主体として、多様な人格を尊重し、将来にわたり最善の利益を図れるように、社会全体で後押しします。
- 【基本目標2】全てのこども・若者が夢や希望をもって成長できる
自分らしく自らの希望に応じて幸せな状態で社会生活を送ることができる環境づくりを行います。
- 【基本目標3】安心して生み育てられる
保育・子育て支援ニーズの多様化、子育て家庭の状況に応じた不安や悩みに対応できる施策を更に充実します。
- 【基本目標4】こどもの健やかな育ちを守る
こどもの育ちに困りごとを抱える家庭へのきめ細かな支援やこどもの育ちを地域で見守る社会づくりを行います。
- 【基本目標5】こども・若者・子育てを支え合う
地域で支え合える環境や多様な主体の協働による支援の中で妊娠・出産・子育てができる、孤立しない地域づくりを行います。
こども・若者が生き生きと育つ社会を
- 市子ども・子育て会議の副会長であり、青年期部会長や育ちはぐくみ支援部会長も務める大西良さんに計画に込めた思いを聞きました。
いま、生きづらさを抱えるこどもや若者が増えています。こどもたちには、自分らしく育つ権利があります。その権利を守るためには何が必要かを考えて、この計画を策定しました。例えば、「こども食堂」は、学校や家庭以外の「居場所」として、こどもと社会をつなぐ大切な場所です。
この計画は、こども・若者や保護者だけのものではありません。こどもたちが生き生きと、安全安心に育つことができる社会のために、みんながこの計画の当事者として参加してほしいですね。
こども・若者・子育てを支援する
こどもたちが笑顔で過ごすことができるまちを実現するため、5つの基本目標に沿って、さまざまな取り組みを行います。その一部を紹介します。
こども・若者の権利を保障する
- 子どものSOSの出し方教育
「子どもの権利等啓発事業」や「子どものSOSの出し方教育」で、こどもが権利を学び、自ら相談する、SOSを出す力を育成します。SOSを受け止める教職員や保育士、保護者の研修も行い、こどもの権利意識と、自己肯定感の向上を目指します。
【問い合わせ先】家庭子ども相談課(電話番号:0942-30-9208、FAX番号:0942-30-9718)
【問い合わせ先】保健予防課(電話番号:0942-30-9728、FAX番号:0942-30-9833)
全てのこども・若者が夢や希望をもって成長できる
- 結(ゆい)らいん
18歳までのこどもが、電話やメールなどで相談できる窓口。自分自身や学校、家庭の困りごとや悩み、不安を相談できます。
【電話相談】電話番号:0120-870-552(無料)
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号:0942-30-9302、FAX番号:0942-30-9718)
- 体験活動推進
「少年の翼」や「わくわく遊友通学体験塾」などの体験活動で、団体生活の楽しさや友情を深め、こどもの自主性や協調性、創造性を育みます。
【問い合わせ先】生涯学習推進課(電話番号:0942-30-7970、FAX番号:0942-30-7971)
- プレコンセプションケア
将来の妊娠を考え、女性やカップルが生活や健康を整える「プレコンセプションケア」を推進。卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べる「AMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)」を受ける費用の助成も。
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号:0942-30-9731、FAX番号:0942-30-9718)
- 若者相談窓口みらくる
おおむね中学卒業後から39歳までの不安や悩みを抱える若者のための相談窓口。関係機関などと連携して支援しています。
【電話相談】電話番号:0120-369-656(無料)
【問い合わせ先】青少年育成課(電話番号:0942-35-3806、FAX番号:0942-34-9001)
安心して生み育てられる
- 子ども医療費助成
市内に住む中学3年生までのこどもが医療機関に通院・入院した場合の医療費の一部を助成します。
【問い合わせ先】医療・年金課(電話番号:0942-30-9034、FAX番号:0942-30-9107)
- 第3子以降の保育料無償化
令和7年9月分から、世帯年収や、第1子、第2子の年齢は問わず、第3子以降のこどもの保育料は無償です。(同一生計、監督保護されるもの)
【問い合わせ先】子ども保育課(電話番号:0942-30-9025、FAX番号:0942-30-9718)
- 子育て支援施設
妊娠中の人や子育て中の親子が気軽に集まれる子育て支援施設があります。こどもたちが遊べるだけでなく、保護者もおしゃべりをしたり、子育ての情報交換や不安や悩みを相談できます。子育て支援講座や子育て情報コーナーも。
- 【市内にある子育て支援施設】
地域子育て支援センター:公立保育所内など、9カ所
子育て交流プラザくるるん:フラッグ久留米サウス5階
児童センター:くるめりあ六ツ門5階
つどいの広場:久留米大学地域連携センターつながるめ
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号:0942-30-9302、FAX番号:0942-30-9718)
こどもの健やかな育ちを守る
- 家事・育児訪問支援
家事・育児への不安や負担を抱える子育て家庭や妊産婦、ヤングケアラーがいる家庭をヘルパーが訪問。不安や悩みの傾聴や家事・育児を支援し、負担を和らげます。
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号:0942-30-9302、FAX番号:0942-30-9718)
- 子ども発達支援
「幼児教育研究所」で、乳幼児の発達を支援しています。発達の遅れや偏りなどの発達特性に関する相談や療育、訓練を実施。保護者の支援や保育所などへの巡回相談、小学校などへの引き継ぎ支援も。
【問い合わせ先】幼児教育研究所(電話番号:0942-35-3812、FAX番号:0942-35-3886)
- 養育費確保支援
こどもが健やかに成長するうえで必要な養育費の受け取りを支援します。公正証書等作成費用や養育費保証契約の保証料を補助。養育費の知識と理解を深めるセミナーなども行っています。
【問い合わせ先】家庭子ども相談課(電話番号:0942-30-9063、FAX番号:0942-30-9718)
こども・若者・子育てを支え合う
- すくすく子育て21
主任児童委員や民生委員、ボランティアなどで構成される「すくすく子育て委員会」が、校区ごとに子育てサロンを開催。地域の中で子育てに関する情報提供を行いながら、保護者の育児不安に寄り添います。
【問い合わせ先】こども子育てサポートセンター(電話番号:0942-30-9302、FAX番号:0942-30-9718)
- こども食堂
食事の提供だけでなく、こどもたちの居場所になる「こども食堂」。運営費などを補助し、多くのこどもたちが利用できるよう、設置場所を増やします。
【問い合わせ先】子ども政策課(電話番号:0942-30-9227、FAX番号:0942-30-9718)
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