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令和6年度の監査結果を公表
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更新日:2025年07月31日
10時00分
市民サービス維持のため早急にDX化等の検討を
監査委員は、久留米市の予算の使い方や事務手続きなどを毎年監査し、改善すべき点などの指摘や、意見を公表しています。
【問い合わせ先】監査委員事務局(電話番号:0942-30-9232、FAX番号:0942-30-9718)
監査委員が行った令和6年度の監査結果の概要は、以下の通りです。
定期監査
全ての部局の定期監査を実施した結果、おおむね適正に事務が行われていましたが、一部で次のような指摘を行いました。
定期監査による主な指摘事項
- 契約事務
契約書の違約金条項の不備、印紙税額の誤り。
- 審議会等事務
会議録などのホームページ未掲載、委嘱・解嘱手続きの不備。
- 公用車管理事務
運転前後のアルコールチェックなどの記録の不備。
- 休暇等届出事務
時間年休の取得時間の誤り。
- 会計年度任用職員給与支払事務
通勤手当に相当する費用弁償の支給額算定誤り。
監査委員の意見
- 【市民サービスのための検討】
行政事務の多様化に対応し、総合支所における市民サービスを維持するため、効率化を図りながら支所と本庁の業務役割分担の見直しやデジタル技術の活用について、早急に検討を進めること。
- 【商店街の魅力創出】
商店街ならではの魅力を創出し、人が集い、売り上げを伸ばすことが地域経済の活性化につながる。西鉄久留米駅周辺の整備の動きなどとも連携しながら、効果のある施策を検討すること。
財政援助団体等監査
市が出資や財政的援助を行っている団体の監査を実施した結果、おおむね適正に事務が行われていましたが、一部に契約事務の誤りなどの不備がありました。
監査委員の意見
- 【効率的な団体運営】
各外郭団体に共通する経理などの内部事務を、各団体がそれぞれ行うことは効率性などの観点から見直しの余地がある。
人材確保が難しい中、職員数が多く、外郭団体の中心的存在である公益財団法人久留米市生きがい健康づくり財団が他団体の事務を受託し、一括で行えば、職員を他の業務に有効に活用でき、当財団の安定運営が期待できる。他団体と連携・協議を行い、市の関係部局とも検討をすること。
監査結果などは、本庁舎地下1階行政資料コーナーや市ホームページで公開しています。
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