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更新日:2025年04月30日 10時00分
熱中症は急な気温上昇に体が慣れていない5月頃から発生します。早めの対策が大切です。
熱中症による救急搬送件数が増えています。令和6年度は380件。うち半数は65歳以上の高齢者。屋内での発生も多くなっています。最高気温が35度を超える「猛暑日」も年々増えており、令和6年の久留米市の猛暑日は54日。熱中症リスクが高まっており、小まめな水分補給や冷房の使用で暑さを避けるなど、予防が大切です。
めまいや立ちくらみ、汗が止まらないのは熱中症の初期症状。衣服を緩めて体を冷やし、水分と塩分を補給しましょう。自分で飲めない、動けない場合は、近くの人に助けを求めるか、救急車を呼んでください。
暑い日が続くと、次第に体が慣れて、暑さに強くなります。意識的に体を暑さに慣らすことで熱中症の予防になります。運動や入浴など、日常生活の中で軽く汗をかくのがポイントです。
体を暑さに慣れさせるには、数日から2週間程度かかります。本格的に暑くなる前に始めることが大切です。熱中症予防のスイッチを入れ、暑さに強い体をつくりましょう。
【問い合わせ先】健康推進課(電話番号0942-30-9331、FAX番号0942-30-9833)
過去に例がない危険な暑さで重大な健康被害が予測される場合に、環境省は「熱中症特別警戒アラート」を発表します。情報は、市公式LINE(ライン)などでお知らせ。特別警戒アラートが発表されたら、一時的に暑さから逃れ休憩できるよう「クーリングシェルター」が開放されます。シェルターを利用し、暑さから身を守りましょう。
【問い合わせ先】環境政策課(電話番号0942-30-9146、FAX番号0942-30-9715)