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花と緑のまちづくり
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更新日:2025年03月31日
10時00分
緑化で久留米のまちを美しく
久留米市は耳納連山や田園風景、季節ごとに装いを変える花や樹木など、自然豊かなまちです。市はさらに緑化を進めるため、市民や事業者と一緒に「花と緑のまちづくり」に取り組んでいます。活動を推進する奨励金やボランティア制度を紹介します。
【問い合わせ先】公園緑化推進課(電話番号0942-30-9087、FAX番号0942-30-9707)
奨励金で緑化を支援
緑化とは、市街地などに植物を植えて緑を増やし、環境を改善することです。地球温暖化が進むなか、緑化は気温上昇を緩和するだけでなく、まちの美化や省エネなどの効果があり、快適なまちづくりに欠かせません。民有地の緑化を促進する「緑のまちづくり奨励金」を紹介します。
- 対象
- 地球温暖化の防止や四季を感じる快適なまちなみづくりが必要な区域(用途地域または開発区域)にある民有地
- 人が住んでいる住宅や常勤している事務所の敷地など
対象になるかは問い合わせ先へ確認してください。
- 緑化の種類
樹木や芝、地被植物、壁面緑化。野菜類や一年草の草花、人工物は対象外
- 要件
- 令和8年3月中に緑化が終わる見込みであること
- 同じ敷地内で同様の助成を受けていないこと
- 緑化後はきちんと管理し、5年以上良好な状態を保つよう努めること
- 補助額
奨励金を受けるためには、緑化前に申請が必要です。問い合わせ先か、各総合支所環境建設課に申請してください。
交付の条件(1つ以上最低条件を満たすこと)
- 高木(3メートル以上):1本以上
- 中木(0.5メートル以上3メートル未満):5本以上
- 低木(0.5メートル未満):10本以上
- 地被植物:10平方メートル以上
(備考)地被植物とは草丈が低く、横へ広がる性質で、地表面を覆うのに適している植物(シバザクラなど)
- 芝:10平方メートル以上
- 壁面緑化:5平方メートル以上
花でまちを美しく
緑だけでなく、花でまちを美しくするためのさまざまなボランティア制度があります。公共的な場所や道路植栽帯などに花を植えたり、水やりや除草をしたり。それぞれの取り組みを紹介します。
花植えボランティアを募集
花植えに興味はあるけれど、始め方が分からない、道具がそろわない、時間が合うか分からないなどの不安があっても大丈夫。自分に合う活動を見つけて、一緒にまちを彩りましょう。興味がある人は問い合わせ先に連絡してください。
- 花と緑の名所づくり【5人以上で】
市民が憩いの場として主体的に管理する花壇を「市民とつくる花と緑の名所」に指定。花苗や園芸資材の提供、講習会などによる技術的支援を行っています。10平方メートル以上の公有地や公共的な場所に花壇や緑地を整備すること、5人以上の団体であることが条件です。
- くるめ花街道サポーター【1人でもOK】
明治通りや昭和通り、西鉄久留米駅前広場、三本松通りの道路植栽帯などの世話をするボランティアです。市は春と秋の年2回、季節の花苗を配布します。「花の植栽」「水やり」「草取り」「清掃」のなかから、できる活動を選べます。
- 花人(はなびと)さん【1人でもOK】
市街地や公共施設の花植えなどを手伝う植栽ボランティアです。久留米シティプラザ前の花壇や2番街商店街のハンギングバスケットなどを作成。年に4、5回活動しています。
花で久留米をきれいにしたい
- 花人さん 尾崎くに子さん
10年以上前から花人さんとして活動しています。もともと花が好きで、久留米のまちをきれいにしたいという思いから参加しました。半年に1度、久留米シティプラザ前や2番街商店街で花植えや寄せ植えをしています。自分の都合に合わせて参加できるので、無理なく続けられるのも魅力の一つです。みんなで教え合いながら作業をするので、初めての人でも安心して始められますよ。
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