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処理水質
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更新日:2025年07月03日
11時36分
下水処理がきちんと行われているかをみるために 水質を調べています。
放流水(処理して川へ流している水)は法律で決められた水質基準があり、その基準値以下のきれいな水に処理して放流する必要があります。
市内には3か所の浄化センターがあります。それぞれの浄化センターの流入水(下水処理場へ入ってくる水)と放流水の水質は次のとおりです。
令和6年度 水質測定結果
項目 |
|
中央浄化センター |
南部浄化センター |
田主丸浄化センター |
基準値 |
浮遊物質量(SS) |
流入水 |
188 |
239 |
164 |
- |
放流水 |
2.7 |
1.8 |
1 |
40 |
生物化学的酸素要求量(BOD) |
流入水 |
187 |
187 |
216 |
- |
放流水 |
2.3 |
3.3 |
2.0 |
15 |
大腸菌群数 |
放流水 |
1未満 |
1未満 |
1未満 |
3000 |
全窒素(T-N) |
流入水 |
48 |
44 |
35 |
- |
放流水 |
8.7 |
26 |
2.5 |
120(日平均60) 中央浄化センターのみ20 |
全リン(T-P) |
流入水 |
7.0 |
7.3 |
3.6 |
- |
放流水 |
1.5 |
0.76 |
1.7 |
16(日平均8) 南部浄化センターのみ3 |
- 単位はミリグラム/リットルです。ただし大腸菌群数のみ単位は個/立方センチメートルです。
- 1ミリグラムは1グラムの1000分の1の重さです。
- 値が小さいほどきれいな水です。
- 基準値:放流水には、下水道法と水質汚濁防止法の基準がかかりますが、この表にはそのうち厳しいほうの基準をのせています。平成30年度に中央浄化センター及び南部浄化センターの処理方式を変更したことにより、全窒素及び全リンの基準がそれぞれの浄化センターで厳しくなっています。
令和6年度 放流水の水質詳細データ
(124キロバイト)
流入水 放流水
水質項目の説明
- 浮遊物質量(SS)
水の中に分散している固形物の量をいい、値が大きいほど水が汚れていることを表します。
-
生物化学的酸素要求量(BOD)
汚れの程度を表すもので、水中の汚れを微生物が分解するときに使う酸素の量で表し、値が大きいほど水が汚れています。
おおよそのBODの値(ミリグラム/リットル)
やまめが生きていける 2以下
鮎が生きていける 2から3
鯉が生きていける 4から8
-
大腸菌群数
大腸菌群は、糞便由来であることから、放流水の病原菌に対する安全性を確認するための指標としています。
-
全窒素(T-N)
無機性窒素(アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素)と有機性窒素を合せたものを全窒素といいます。
-
全リン(T-P)
水中に含まれるリンの総量を表します。
窒素やリンが多くなるとプランクトンや水生植物が大量に発生する富栄養化の原因になります。
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