トップ > 暮らし・届出 > 上下水道 > 水質について > 水道水中の有機フッ素化合物(PFAS「ピーファス」)について
更新日:2024年11月29日 16時31分
1万種類以上ある有機フッ素化合物(PFAS)のうち、幅広い用途で使用されてきたペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS「ピーフォス」)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA「ピーフォア」)は水質管理目標設定項目に位置づけられ、暫定目標値として合算値で1リットル当たり50ナノグラムに定められています。
環境省のホームページ:有機フッ素化合物(PFAS)について
久留米市では、月に1回の頻度で、原水(水道水の元となる筑後川の水)と、浄水(製品としての水道水)を定期的に検査しています。
令和6年11月のPFOS及びPFOAの水質検査結果は、原水・浄水ともに1リットル当たり5ナノグラム未満でした。
暫定目標値の1リットル当たり50ナノグラムを下回っておりますので、安心して水道水をご利用ください。
(補足)暫定目標値は、国が設定した「健康に悪影響が生じないと考えられる値」です。
PFOS、PFOAは、泡消火薬剤、界面活性剤など、さまざまな用途で使用されてきました。PFOS、PFOAには、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため世界中に広く残留し、分解が遅いために地球規模で環境中にさらに蓄積されていくといわれています。
人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。
環境省のホームページ:PFOS、PFOAに関するQ&A集
久留米市では、これまで原水と浄水で暫定目標値を超過したことはありません。今後も定期的に水質検査を行い、動向を監視してまいります。
また、国などの動向を見ながら、適切に対応できるよう情報収集してまいります。