トップ > 暮らし・届出 > 上下水道 > その他広報 > 8月1日は「水の日」、8月1日から7日までは「水の週間」です
更新日:2024年08月01日 09時10分
貴重な水資源や健全な水環境についての理解と関心を深めることを目的に、水循環基本法で毎年8月1日が「水の日」として定められています。
また、水の日を初日とする1週間は「水の週間」として、水資源の有限性や水の貴重さなどについて理解を深めるための様々な催しが全国で行われます。
現在、日本では透明で清潔な水を毎日飲むことができます。
「私たちが使う水はどこから流れてくるのかな?」
この機会に、みなさんの身近な水について、考えてみませんか?
第48回「水の日」及び「水の週間」節水PR街頭キャンペーン(終了いたしました)
毎年8月1日は「水の日」、8月1日~7日は「水の週間」となっています。
令和6年度の取り組みとして、久留米市では、福岡県、水資源機構筑後川局、福岡県南広域水道企業団と共同で街頭キャンペーンを実施いたします。
【日 時】令和6年8月1日(木曜日) 7時50分~8時15分
【場 所】西鉄久留米駅東口およびイベントスペース
【配布物】啓発物資、チラシなどを配布
久留米市の水道水は筑後川の水を原料として作られています。
九州一の大河として知られるこの筑後川について、みなさんはどれくらい知っていますか?
熊本県、大分県、福岡県、佐賀県の4県をまたいで流れる九州最大の河川である筑後川。その流域面積は2,860平方キロメートル、幹川流路延長は143キロメートルにも及びます。熊本県阿蘇郡瀬の本高原に源を発し、くじゅう連山から流れてくる玖珠川をはじめとして、佐田川、小石原川、巨瀬川及び宝満川などたくさんの支川と合流し、最後は有明海に注ぎます。
筑後川の上流域には日田市、中流域には久留米市や鳥栖市、下流域には大川市や佐賀市といった主要都市があり、流域内人口は約110万人を数えます。
筑後川は、古くからかんがい用水や生活用水などに利用され、農林水産業などの経済活動や文化活動など、私たちの生活と密接に結びついてきました。
筑後川は、時代によりその呼び名も変わっていきました。
一番古い呼び名は千歳川・千年川(ちとせがわ)で、鎌倉時代の和歌にその名称が記されています。また、室町時代には一夜川(いちやがわ)という名称も出てくるようになりました。これは「洪水によって一夜にして豊穣な土地が荒地に変化する」という古くからの伝承に基づいているようです。さらに、江戸時代初期には、筑前国と筑後国の中間を流れる川ということで筑間川(ちくまがわ)とも称されていました。筑後川と公式に呼ばれるようになったのは、寛永十五年(1638)からで、幕命により筑後川と称する通達をうけて定着したとされています。
このようにいくつもの呼び名があった筑後川ですが、現代の筑後川にも別の名前があります。それが筑紫次郎(つくしじろう・ちくしじろう)という名です。関東の坂東太郎(ばんどうたろう=利根川)、四国の四国三郎(しこくさぶろう=吉野川)とともに、日本有数の暴れ川として三大河の1つに数えられています。
筑後川の水を原料としてつくられている久留米市の水道水。その特徴としては次のことがあげられます。