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更新日:2021年04月13日 09時04分
久留米市の花久留米つつじは、久留米市のシンボルであり、日本中で愛されている花です。また、日本だけでなく国際的にもクルメアザレアの名で親しまれています。現在、公園や街路樹、家庭の庭でたくさんの種類を見ることができ、4月から5月の花の時期は、久留米市内のいたる所で色とりどりの花を咲かせています。
久留米つつじの生みの親と言われているのは、江戸時代に有馬(久留米)藩の馬術師範であった坂本元蔵です。当時、久留米地方ではつつじの盆栽が流行していましたが、種類が少なかったため改良を思い立った元蔵は、種をまいて育てる方法を使って新品種のつつじを作ろうとしました。元蔵は城下を抜け出し、種を採取しては、苗床にまきましたがうまくいきません。ある日、自然に生えたコケの中につつじの小さな芽生えを見つけ、コケまき法のヒントをつかんだと言われています。この方法により、100種類以上もの品種が作り出されました。
久留米ツツジは、霧島と呼ばれるツツジが母体になっています。元蔵が久留米ツツジを作り出して以来、約750を超える品種名が記録されていますが、現在目にする事ができるのは、300種程度と言われています。
花は小柄なものが多く、一斉に開花します。花の色や形もたくさんあり、明るいものが多い事が特徴です。
水をきらさず、しかも水はけを良くすること!!
育て方はその場所や環境によって異なりますが、ここではいくつかのポイントをご紹介します。