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更新日:2025年10月24日 18時14分
建物の種類ごとの被害の内訳は、戸建て住宅が約6割、共同住宅が約4割となっていて、共同住宅の被害のうち約半数は、4階建以上の中高層住宅で発生しています。
状況別では、空き巣(家人が不在時の被害)が最も多く、全体の約8割を占めます。次いで、忍び込み(夜間就寝時の被害)、居空き(昼寝や食事等のすきの被害)となっています。
窓ガラスを割って侵入する手口が最も多くなっていますが、施錠していないドアや窓からの侵入も約3割あります。その他に以下のような手口も発生しています。
| 名称 | 手口 | 
|---|---|
| ピッキング | 特殊な工具を鍵穴に入れて開錠する手口 | 
| サムターン回し | ドア板にドリルなどで穴を開け、穴に工具を入れるなどしてドア内側の錠つまみ(サムターン)をまわす手口 | 
7割の窃盗犯人が、侵入に5分以上かかると犯行をあきらめると言います。以下のような対策が効果的です。
| 対策するポイント | 方法 | |
|---|---|---|
| 戸締りの徹底 | 短時間の外出でも必ず戸締まりをする | |
| ベランダや風呂場の窓なども戸締りをする | ||
| ガラス破り対策 | 防犯合わせガラスに張り替えるか、防犯フィルムを張る | |
| 補助錠や面格子を取り付ける | ||
| ドアの防犯対策 | 1つのドアに複数のカギをかける(ワンドア・ツーロック) | |
| 防犯性能の高いカギに取り換える | ||
| 家の周囲の対策 | 家の周囲の整理整頓に努める | |
| 侵入の足がかりとなる物をなくす | ||
| 防犯機器の利用 | 防犯カメラやセンサーライトなどの機器を利用する | |
| 近隣との連携を | 泥棒は人に見られることを嫌います。地域では、知らない人に対してもあいさつ、声かけに努めるなど、地域全体で防犯委取り組むことが大切です | |
犯人は凶器を持っている場合があるので、手を出したり、騒いだりしない。泥棒の人相、服装などをよく覚えておき、自分の安全を確認して、警察に通報する。