トップ > 健康・医療・福祉 > 保健・衛生・動物愛護(保健所) > 感染症 > 長引く咳は赤信号!結核の基礎知識

長引く咳は赤信号!結核の基礎知識

更新日:202309130943


『体がだるい?』『咳が治らないの?』それって結核かも・・・

結核は過去の病気ではありません。日本の重大な感染症です。
令和3年は、1万1,519人の方が新たに結核を発病されています。また、結核が原因で死亡された方は1,844人です。
久留米市でも年間30~40人程度の方が新たに結核と診断されています。
決して他人事ではありません。

どうやって感染するの?

結核は空気感染します。結核が進行した患者が咳やくしゃみをすると、結核菌を含む小さなしぶきが飛び散ります。このしぶきの中の結核菌を吸い込み、肺に定着することで感染します。
しかし、感染したからといって全員が発病するわけではありません。
詳しくは結核予防会結核Q&Aこのリンクは別ウィンドウで開きますをご参照ください。

こんなときは医療機関を受診しましょう

結核の主な症状

早期発見が重要です

早期発見・早期治療により重症化や周囲への感染を防ぎます。
年に1回は結核健診を受けましょう。
また、かぜのような症状が2週間以上続く時は、早目に医療機関を受診しましょう。
久留米市の健診については生活習慣病予防健康診査・各種がん検診等のご案内をご覧ください。
また、感染症法により、事業者、学校の長、矯正施設その他の施設の長は、定期の結核健康診断を行うこととされています。
詳しくは、結核定期健康診断のページをご覧ください。

高齢者施設等における結核対策マニュアルをご活用ください

久留米市保健所管内において、毎年30~40名が新たに結核と診断されています。
中でも、70歳以上の患者が全体の半数以上を占めており、高齢者施設サービス利用者からの発生も見られています。
久留米市保健所では、「高齢者施設等における結核対策マニュアル【第2版】」PDFファイル(5787キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きますを改訂しました。
結核の特徴や施設内感染予防対策、結核患者が発生した場合の対応や報告様式についても記載しています。
各施設の事情を考慮しながら、具体的な対策を考える際に本マニュアルをご活用ください。

保健所は結核相談の窓口です

保健所は、結核患者さんの治療やご家族の健康に関してあらゆる相談をお受けしています。
結核と診断した医師は、直ちに保健所に届け出ることが決められています。その届出をもとに、保健所では担当の保健師が患者さんを訪ねて、療養の相談や、服薬支援などを行っています。結核に関するあらゆる相談窓口としてご利用ください。
結核の医療費には、公費負担制度があります。詳しくは、結核医療費の公費負担制度をご覧ください。

複十字シール運動

複十字シール運動の画像

公益財団法人結核予防会は結核撲滅のための複十字シール運動を8月1日から12月31日まで全国で実施しています。
詳しくは結核予防会ホームページこのリンクは別ウィンドウで開きますをご覧ください。

このページについてのお問い合わせ

 健康福祉部保健所保健予防課
 電話番号:0942-30-9730 FAX番号:0942-30-9833 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

▲このページの先頭へ


チャットボットを閉じる
AIチャットボット(別ウィンドウで開きます)