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くるめ愛と平和の祭典ピースフルくるめ2023

更新日:202306280813


久留米市は、昭和59(1984)年に核兵器廃絶平和都市を宣言しました。
戦後75年余りが経過する中で、かつて体験した核兵器の恐怖や悲惨な戦争の苦痛や悔恨を決して風化させることがないように、ピースフルくるめ推進協議会では毎年「くるめ愛と平和の祭典・ピースフルくるめ」と銘打ち、行政及び市民が自主的に取り組む平和啓発イベントを取りまとめています。皆さまのご参加をお待ちしております。

ピースフルくるめのマーク

イベントのお知らせ

7月から8月にかけて戦争や平和について考えるイベントの開催(入場無料)や絵画コンテストの作品募集を行います。

ピースフルくるめ2023チラシPDFファイル(944キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きます

市民主体事業

  1. 核兵器のない世界のための原爆展2023(主催 原水爆禁止久留米市協議会)
    日程:令和5年7月11日(火曜日)~令和5年7月17日(月曜日・祝)までの 10時00分から18時00分まで
    ただし、7月11日(火曜日)は14時00分から18時00分まで、7月15日(土曜日)は10時00分から16時00分まで
    場所:一番街多目的ギャラリー(東町公園北側)
    内容:原爆写真パネル、久留米市の核兵器廃絶平和都市宣言垂れ幕、広島の高校生が被爆者の声を聴いて描いた絵の展示、絵本「平和ってどんなこと?」の朗読 など
    入場無料。直接会場へお越しください。
    問い合わせ先:原水爆禁止久留米市協議会の山田さん 0942-26-7253
  2. 第30回平和を語る夕べ(主催「平和を語る夕べ」実行委員会)
    日程:令和5年8月6日(日曜日) 14時30分開場 15時00分から17時00分まで
    場所:久留米シティプラザ 久留米座
    内容:[ステージ]・劇団「諸平屋」による平和劇・久留米市平和合唱団による平和の歌声、朗読・コンサート(未来座)・高校生平和大使によるメッセージ
    [展示]・平和作品展・ピースメッセージ
    入場無料。直接会場へお越しください。
    問い合わせ先:平和を語る夕べ実行委員会 教育会館内 千代島さん 0942-33-1476
  3. 第42回親と子の平和学習会(主催 筑後地区平和を守る女性の会)
    日程:令和5年8月20日(日曜日) 13時00分から受付 13時30分から15時30分まで
    場所:えーるピア久留米 視聴覚ホール
    内容:劇の上演(良山中学校演劇部)、講演「憲法9条と私」 講師:徳田 靖之氏(弁護士)
    入場無料。直接会場へお越しください。
    問い合わせ先:筑後地区平和を守る女性の会の福田さん 0942-32-2783

行政主体事業

  1. 2023同和問題啓発強調月間特別展(主催 久留米市人権啓発センター)
    日程:令和5年7月1日(土曜日)から令和5年7月30日(日曜日)までの9時30分から17時00分まで
    場所:人権啓発センター廊下ギャラリー(えーるピア久留米内)
    内容:啓発パネルの展示。日本国憲法の人権条項の策定にこめられた思いから、部落差別解消法にこめられた願いを届ける啓発パネルを展示する。あわせて、全筑後水平社創立100周年に関する啓発資料を展示する。
    問い合わせ先:人権啓発センター 0942-30-7500
  2. パネル展「カメラがとらえた久留米の100年-平和への祈り編-」(主催 文化財保護課)
    日程:令和5年7月15日(土曜日)から令和5年9月7日(木曜日)までの10時00分から18時00分まで
    場所:くるめりあ六ツ門 六ツ門図書館展示コーナー
    内容:「カメラがとらえた久留米の100年」を素材とした写真パネルの中で、久留米空襲に関するものなど戦時期のパネルに展示し、平和や命の尊さを訴える。
    問い合わせ先:文化財保護課 六ツ門図書館展示コーナー 0942-27-9281
  3. 戦地へ -少年飛行兵の出征旗-(主催 文化財保護課)
    日程:令和5年8月1日(火曜日)から令和5年8月31日(木曜日)までの10時00分から18時00分まで
    場所:くるめりあ六ツ門 六ツ門図書館展示コーナー
    内容:少年飛行兵の出征旗や写真を展示
    問い合わせ先:文化財保護課 六ツ門図書館展示コーナー 0942-27-9281
  4. おはなしばさらか(主催 久留米市立中央図書館)
    日程:令和5年7月16日(日曜日)  13時30分から15時00分まで
    場所:久留米市立中央図書館 3階会議室
    内容:大型絵本の読み聞かせ、パネルシアターなど(協力:おはなしボランティア・人形劇ボランティアのみなさん)
    問い合わせ先:中央図書館 0942-38-7116
  5. 平和反戦図書コーナー(主催 久留米市立中央図書館)
    日程:令和5年7月28日(金曜日)から令和5年8月23日(水曜日)までの図書館開館日の開館時間中
    場所:久留米市立中央図書館2階 調査研究室付近
    内容:平和反戦図書の展示及び貸出(一般図書、児童図書約500冊)
    問い合わせ先:中央図書館 0942-38-7116
  6. ピースフル久商(主催 久留米市立中央図書館)
    日程:令和5年7月22日(土曜日)  11時00分から11時40分まで
    場所:久留米市立中央図書館  3階会議室
    内容:平和を内容とした大型紙芝居など(協力:久留米商業高等学校の生徒のみなさん)
    問い合わせ先:中央図書館 0942-38-7116
  7. 平和ビデオ上映会(主催 久留米市立中央図書館)
    日程:令和5年8月9日(水曜日) 10時30分から12時00分、14時00分から15時30分
    場所:久留米市立中央図書館 3階視聴覚ホール
    内容:戦争の過酷さをテーマとした作品の上映会。午前:児童向け(アニメーション)、午後:一般向け(ドラマ)
    入定無料。参加されたい方は直接会場へお越しください。
    問い合わせ先:中央図書館視聴覚ライブラリー 0942-38-7649

ピースフルくるめ推進協議会主催事業

  1. 絵画作品募集!子どもたちによる”平和なまち”絵画コンテスト2023(後援:久留米市、久留米市教育委員会)
    応募期間:令和5年7月19日(水曜日)から令和5年10月6日(金曜日)まで
    応募資格:久留米市内に住む子ども(6歳以上15歳以下)
    作品テーマ:「私にとっての平和」
    作品の規定:B4サイズ(たて257ミリ、横364ミリ)、八つ切りサイズ、またはA3サイズ(たて297ミリ、横420ミリ)、使用する画材は自由
    応募方法:絵画コンテストチラシの応募要領をお読みの上、作品に申込書を添えて市役所7階総務課に持参するか、または郵送してください。
    応募された作品の中から最優秀作品、優秀作品、入選作品を決定し、賞状と記念品を贈呈します。
    これらの作品は、久留米市が加盟する「平和首長会議」が主催する「子どもたちによる平和なまち絵画コンテスト2023」への応募作品とさせていただきます。
    また、ご応募いただいた子どもたちには、参加賞(記念品)を差し上げます。
    問い合わせ先:ピースフルくるめ推進協議会事務局 0942-30-9052
    平和なまち絵画コンテスト【作品募集チラシ】PDFファイル(597キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きます
    平和なまち絵画コンテスト【応募用紙・応募要領】PDFファイル(117キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きます
  2. 平和資料展
    日程:令和5年8月1日(火曜日)から8月15日(火曜日)
    場所:市役所本庁舎2階 ホワイエ 市役所本庁舎の開庁時間中
    内容:戦時中の久留米市の様子、久留米空襲、広島・長崎の被爆写真、子どもたちによる平和なまち絵画コンテスト優秀作品などの展示
    問い合わせ先:ピースフルくるめ推進協議会事務局 0942-30-9052

戦争を語り継ぐ(動画配信)

戦争体験証言と記録映像 戦争を語り継ぐ

久留米大空襲について
終戦が間近に迫った昭和20年8月11日(土曜日)、沖縄の読谷飛行場を飛び立った第一波28機と第二波25機、合計53機のB24爆撃機が、南西方向から久留米市街地上空に侵入してきました。10時16分、荘島小学校前交差点付近を目標に焼夷弾を投下開始しました。この焼夷弾は爆裂する特徴を持ち、初期消火を妨害して激しく燃え上がりました。
その10分後、第二波がE46集束焼夷弾を投下しました。これは油脂焼夷弾で、着弾すると周辺に油脂を撒き散らし、木造家屋が建ち並ぶ市街地で大火災を巻き起こしました。
死者214人、収容中死亡者16人、重軽傷者160人という大変な犠牲者を出し、市街地の西半部が焼失しました。

久留米大空襲を体験されたお二方に、その時の悲惨な記憶を語っていただきました。
証言1:父は帰ってこなかった(姉川美智子さん)
あらすじ
六ツ門町に父母と弟で住んでいた美智子さんは、空襲警報とともに、近所の空き地にあった共同防空壕へ避難します。
次々に投下される焼夷弾と渦巻き立ち昇る炎と煙。防空壕に延焼しないように皆で決死の放水活動をします。しかし、火の気が治まっても、金丸校の国民義勇隊の会合に出かけた父は帰ってきませんでした。
知人の通報で駆けつけた陸軍病院で、父は全身を包帯でぐるぐる巻きにされていました。やがて息を引き取った父を大八車で火葬場に運びました。火葬場には、多くの犠牲者の遺体が折り重ねられています。血の海が広がり、強い臭気があたりに漂っていました。

証言2:まるで地獄絵のよう(坂井幸子さん)
あらすじ
学徒動員中に鳴り響いた空襲警報のため、中央町の自宅に帰された幸子さんは、急いで防空壕に飛び込みます。同時に爆音が聞こえ、大雨の降るようなザーッという音とともに焼夷弾が落ちてきました。
ここは危ないという父の言葉で、母と炎の中を必死に逃げました。前を走っている人たちは、皆裸足。道には焼夷弾がぬかりこみ、火の海と泣き叫ぶ声の中を、全身焼け爛れた人たちが担架で次々と運ばれて行きます。
数時間後、帰り道に広がる街の光景は一変、家は全部焼け落ち、残っているのは旭屋デパートと銀行のみ。人々は呆然と立ち尽くしているだけでした。
動画:姉川美智子さん「父は帰ってこなかった」このリンクは別ウィンドウで開きます
動画:坂井幸子さん「まるで地獄絵のよう」このリンクは別ウィンドウで開きます

荒木空襲カラー映像(米軍撮影)

荒木空襲とは
昭和20(1945)年8月8日(水曜日)午前11時半頃のことでした。国鉄荒木駅北上空から超低空で侵入したP51ムスタンク戦闘機2機が、4両編成の列車及び駅周辺の建物に向けて何度も旋回しながら、繰り返し機銃掃射を浴びせました。国鉄の記録では、この空襲で旅客22名が重軽傷を負ったとあります。周辺地域では、福徳長酒類九州工場の建物や南側レンガ塀などに、この時の機銃掃射で12.7ミリ弾が貫通したと考えられる穴が点々と残っています。

この映像について
この映像は、P51ムスタンク戦闘機の翼に取り付けられたガンカメラで撮影されたものです。本収録映像は、米国立公文書館から入手。映像は1分10秒程の長さですが、写真記録に比べて生々しく臨場感があります。カラー映像に慣れ親しんだ戦争を知らない世代の皆さんにも、戦争とは何かということを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
動画:荒木空襲カラー映像このリンクは別ウィンドウで開きます

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