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多面的機能支払交付金について

更新日:202111171623


事業の概要

 農地や農業用施設などの資源は農業のためだけでなく、農村の豊かな自然環境や景観を形成する上でも大きな役割をはたしています。これらの資源は、これまで農業者により保全・管理されてきました。
 しかし、農業者の高齢化や後継者不足、また、非農業者との混住化が進行して、農地や農業用施設などの資源を適切に保全・管理していくことが難しくなっています。
 こうした中、国民の農村環境に対する意識と評価が高まっており、農地や農業用施設などの資源の保全と併せて農村環境の質的な向上が求められています。
 平成19年度から、農地・水保全管理支払交付金により、農地や農業用施設、農村環境を維持保全する活動に対し、支援が行われてきました。
 平成26年度から、この農地・水保全管理支払交付金は、農業の有する多面的機能の発揮を促進し、担い手の負担を軽減することを目的とした日本型直接支払制度の「多面的機能支払交付金」として、事業内容が拡充されて実施されることとなりました。
 また平成27年度からは法律に基づいた安定的な制度になっています。

支援の内容

農地維持支払交付金

 多面的機能を支える共同活動を支援します。

  1. 対象活動
    【地域資源の基礎的な保全活動】
     (農道、水路等の機能診断、水路の草刈り・泥上げ、農道への砂利補充等の保全管理)
    【地域資源の適切な保全管理のための推進活動】
     (保全管理の目標の設定、検討会)
  2. 支援単価
    【田】 3,000円(10アールあたり)
    【畑】 2,000円(10アールあたり)
  3. 対象農地
    農業振興地域内の農用地 
     (注意 農業振興地域とは市町村の農業振興地域整備計画により、農業を推進することが必要と定められた地域)
    都道府県知事が多面的機能の発揮の観点から必要と認める農用地
  4. 交付金の使途
    活動に必要な機械のリース料、資材の購入費、保険料、旅費、日当、事務費等

資源向上支払交付金(共同活動)

 農地維持支払交付金に加えて、水路、農道等の施設の軽微な補修、農村環境保全活動及び多面的機能の増進を図る活動に対して支援が受けられます。

  1. 対象活動
    【施設の軽微な補修】
    (水路のひび割れ補修、農道の部分補修等)
    【農村環境保全活動】
    (地域住民との交流活動、植栽活動等)
    【多面的機能の増進を図る活動】
    (遊休農地の有効活用、景観形成、生態系の保全再生等)
  2. 支援単価
    【田】 2,400円(10アールあたり・ただし5年以上継続している農用地は1,800円)
    【畑】 1,440円(10アールあたり・ただし5年以上継続している農用地は1,080円)
  3. 対象農地
    農業振興地域内の農用地
    都道府県知事が多面的機能の発揮の観点から必要と認める農用地
  4. 交付金の使途
    活動に必要な資材の購入費、工事費、旅費、日当、事務費等

資源向上支払交付金(施設の長寿命化のための活動)

  1. 対象活動
    【施設の長寿命化のための活動】
    (未舗装農道の舗装、水路・ゲート・バルブの更新等)
  2. 支援単価
    【田】 4,400円(10アールあたり・ただし、本単価は交付上限額で、広域活動組織の規模を満たさず、かつ直営施工を実施しない場合は、単価4,400円は6分の5を乗じた額3,666円となる。)
    【畑】 2,000円(10アールあたり・ただし、本単価は交付上限額で、広域活動組織の規模を満たさず、かつ直営施工を実施しない場合は、単価2,000円は6分の5を乗じた額1,666円となる。) 
  3. 対象農地
    農業振興地域内の農用地
    都道府県知事が多面的機能の発揮の観点から必要と認める農用地
  4. 交付金の使途
    更新等の工事等にかかる建設業者等への外注費、日当等

補足

 地域で農業者や非農業者などを構成員とする活動組織を設立し、そこへ交付金が支払われます。
 資源向上支払交付金は、「農業者および非農業者(自治会、子ども会など)で構成される活動組織」ですが、農地維持支払交付金については、「農業者のみで構成される活動組織」でも組織の設立が可能です。

基本的に5年を1つの期間として活動に取り組みます。

交付要件の不適合等にあたる行為、例えば、取り組み期間の途中で活動を中止した場合や交付金の算定対象となる農地が転用や耕作放棄地となった場合、原則として交付金の全額または一部を協定の締結年度に遡って返還することとなります。

取組事例

組織の方でパイプラインの機能確認をされています

施設(パイプライン)の劣化状況等の確認

水路の泥上げをして適切な管理をしています

泥上げによる水路の保全管理

水路で破損している箇所を修繕しています

破損箇所の修繕による水路の保全管理

子ども会と合同で景観形成作物を植栽しています

植栽による景観形成等による地域環境の保全

子ども会と一緒に在来生物の育成のための活動をしています

放流を通じた在来生物の育成

2000平方メートルの圃場にひまわりが満開です  ひまわりは組織の方と地域の方で植えられました

組織による景観形成作物の植栽

久留米市の取組状況

 本市では、多面的機能支払交付金の前身である、農地・水・環境保全向上対策を平成19年度から導入し、農地や農業用施設などの資源や農村環境を守る共同活動の取り組みに対し、国・県と一体となって支援しています。
 新規で取り組みを検討される場合は、久留米市農政部農村森林整備課、各総合支所産業振興課へお尋ねください。

令和3年度取組状況(活動内容詳細)
活動内容 活動組織数 取組農用地面積(アール)
農地維持支払、資源向上活動(共同) 101 534,991
資源向上支払(施設の長寿命化) 21 242,364

関連リンク

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 農政部農村森林整備課
 電話番号:0942-30-9166 FAX番号:0942-30-9717 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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