トップ > 創業・産業・ビジネス > 農林水産業 > 有害鳥獣関連 > 有害鳥獣対策

有害鳥獣対策

更新日:202203171340


有害鳥獣(イノシシ・シカ・カラス等)対策とは

有害鳥獣の適正な防除を目的として市と関係機関が協力して実施している農林作物被害防止策です。久留米市では鳥獣被害防止計画を策定し、平成24年度から鳥獣被害防止総合対策(国庫事業)や有害鳥獣防止施設整備(市単事業)に取り組んでいます。

鳥獣被害防止計画

詳しい内容は朝倉広域鳥獣被害防止計画PDFファイル(425キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きますをご覧下さい

鳥獣被害防止総合対策事業

有害鳥獣から農林作物の被害を未然に防ぐために、さまざまなソフト事業やハード事業を行っています。

ソフト事業

ハード事業

電気柵、ワイヤーメッシュ柵、防鳥設備等、有害鳥獣の侵入防止柵設置を支援しています。

補助対象

3戸以上の隣接する農家であり、地域で被害防除組合を組織する等、地域ぐるみの取り組みであることが要件となります。

補助率

定額または、6/10となっております。

久留米市有害鳥獣防止施設整備事業

鳥獣被害防止総合対策事業のハード事業において、国の補助要件に該当しない生産農家に対し、久留米市が独自に支援している事業です。

補助率

事業規模50万円未満(税抜き)の4/10を支援しています。

自己防衛のポイント

有害鳥獣による農林作物被害は、自己防衛により最小限に止めることが出来ます。そこで被害防止のための重要なポイントと対処法をまとめてみました。参考にしていただき大切な農作物を守りましょう。

餌を与えない

落下した作物、余った作物などを放置することで知らないうちに餌付けをしていることがあります。面倒でも放置しないで片付けましょう。

除草

作物の周囲に草木などが生い茂っていると、有害鳥獣が身を隠すのに恰好の場所となるとともに作物を瞬時に奪うことも可能にしてしまいます。有害鳥獣を一歩でも遠ざけるために、周囲の草刈は入念に行いましょう。

囲いを工夫する

囲いを施しているのに被害にあってしまうことがあります。たとえばイノシシは囲いの形状や距離などを認識して、くぐり抜けたり、飛び越えたり、突き倒したりして囲いの内部に侵入してしまいます。下記の表(囲いの改善例)を参考に囲いをよく点検してみましょう。不具合箇所は改善を行い有害鳥獣の侵入を防止して大切な農作物を守りましょう。

囲いの改善例
有害鳥獣の侵入経路 不具合箇所 改善例
囲いを倒して侵入する 囲いがしっかりと固定されていない。囲いの素材が弱い。 囲いの固定杭を深く打ち込む。囲いの素材を木材や、金属素材などに変更する。
囲いを飛び越えて侵入する 囲いが低い。奥行きが足りない。 囲いを高くする。囲いを重構造(2重構造など)にする。
囲いをくぐり抜けて侵入する 囲いの下部に隙間がある。 囲い下部の隙間を土砂などで埋めて固める。
囲いを通り抜けて侵入する 囲いのつなぎ目に隙間がある。 囲いのつなぎ目を結束バンドなどを使用して密閉化する。
作物がすぐに見つかってしまう 囲いが網目素材になっている。 囲いを網目の細かい素材に変更する。木製板や金属素材などに変更する。

このページについてのお問い合わせ

 農政部農村森林整備課
 電話番号:0942-30-9166 FAX番号:0942-30-9717 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

▲このページの先頭へ


チャットボットを閉じる
AIチャットボット(別ウィンドウで開きます)