トップ > 組織からさがす > 保健所保健予防課 > お知らせ > 長期休み明け、お子さんに変わった様子はありませんか
更新日:2021年09月21日 16時52分
長期休み明けは、生活リズムを元に戻せないなどの理由から、子どもたちにとって心身ともに不安定になりやすい時期です。休んでいる間のゆったりとした気分を切り替えて、学校に行くことに不安を感じる子どもも多いようです。
子どものストレスのサインに気づき、早期に対応することで、ストレスによる心身の不調が重症化することを防ぐことができます。ストレスのサインが出ているときは、話を聞いてあげましょう。
そして、ひとりで抱え込まずに、周りの誰かに相談するようにしましょう。保護者の方自身も、新型コロナウイルス感染症の影響で、気づかないうちにストレスや疲れをため込んでいるかもしれません。お子さんのことだけでなく、ご自身の心の健康を保つことも大切です。
次のような子どもの態度や行動は、ストレスを抱えているサインかもしれません。
夏休みなどで自宅で過ごす時間が増え、スマートフォンなどを使用してインターネットやゲームをする時間が増えているかもしれません。これらの使用時間がだんだんと長くなり、自分でコントロールできなくなると、日常生活に支障をきたす場合があります。
SNSやゲームのことを絶えず気にする、夜中まで続けて朝起きられない、使用時間などについて嘘をつく、注意すると激しく怒るなどがゲーム依存のサインとしてあげられます。
このようなサインがみられる場合でも、子どもに注意することで、使用時間が減ったり、やめたりすることができればあまり問題はありません。しかし、やめられない場合はインターネットやゲームに依存的になっている可能性がありますので、家族だけで解決しようとせず、まずは相談してください。
お子さんにストレスのサインがみられたら、一緒にいる時間を増やし、安心させる言葉をかけてください。そして、お子さんの話をゆっくり聞いてください。悩みを打ち明けられたときは、安易に励ましたり、叱ったりせず、以下の対応を参考にしてください。
次のようなサインがみられる場合は、なるべく早く学校や保健所等にご相談ください。
子どもたちからのSOSを受け止めるために、保護者の方はもちろんのこと、地域のみなさんに知っていただきたいことをまとめたリーフレットを作成しました。ぜひご活用ください。
地域のみなさま向けリーフレット(736キロバイト)
新型コロナウイルス感染症の影響で、健康面や経済面での心配も続く中、お子さんの外出自粛や休校で、保護者の方自身もストレスを感じたり、気持ちが落ち込んだりしてしまうことが増えていたのではないでしょうか。このような心の変化は、「誰にでも起こりうる自然な反応」です。保護者の方自身の心の健康のために、次のようなことを意識して取り組んでみましょう。
保護者のみなさんの心の安定は、お子さんのリラックスにも繋がります。保護者の方自身のことについても、不安や悩みがあればご相談ください。