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令和2年10月1日より、異なるワクチン間の予防接種間隔が一部変更されます。
更新日:2020年09月29日
11時34分
異なるワクチン間の接種間隔の変更について
令和2年10月1日より、異なるワクチン同士の接種間隔が変更になります。
注意)同一ワクチンの接種間隔は今まで通りです。子どもさんの予防接種のスケジュールは変更ありません。
接種間隔の制限が一部廃止されます
異なるワクチンを続けて打つ場合に間隔を数日以上開けるように定めていました。しかし今回この接種間隔の制限が、ワクチンの安全性や副反応、効き目に影響がでるという報告がなかったことから令和2年10月1日から一部廃止されます。
(変更点)
- 注射でおこなう生ワクチンの次が注射でおこなう生ワクチンの場合は27日以上あける。
- 注射でおこなう生ワクチンの次が口から接種する生ワクチンや、不活化ワクチンの場合は制限なし。
- 口から接種する生ワクチンや不活化ワクチンは次に接種するワクチンがどのワクチンであっても制限なし。
(現行通り)
- 特に医師が認めた場合、同時接種は行うことができる。
- 同じワクチンを複数回接種する必要がある場合、接種間隔は今までと同じ。
異なるワクチンの接種間隔について

適切な時期に適切な数のワクチンを接種しましょう。
10月から新たにロタウイルスワクチンが定期接種となり、乳幼児期には多数のワクチンを限られた期間に接種する必要があります。今回のワクチン接種間隔規定の緩和によって、ワクチン接種のスケジュールが調整しやすくなり、より確実に接種機会を確保できるようになりました。
(例えば)
- 日本脳炎ワクチンのあと翌日にインフルエンザの接種が可能。
- 当日に体調が悪くなり延期していた予防接種もお子さんの体調をみて速やかに接種が可能。
(参考)ワクチンの種類
- 注射生ワクチン・・・BCG・MR(麻しん風しん混合)・麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜ 等
- 経口生ワクチン・・・ロタウイルス 等
- 不活化ワクチン・・・ヒブ・肺炎球菌・四種混合・不活化ポリオ・日本脳炎・二種混合・ヒトパピローマウイルス・インフルエンザ 等
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